オスカー・ワイルド
1
軽率な質問などない。軽率な答えはたまにあるけれど。
0
美しい肉体のためには快楽があるが、美しい魂のためには苦痛がある。
私たちは、不必要なものだけが必需品である時代に生きている。
わずかばかりの誠実さは危険であり、度を越した誠実さは致命的である。
3
憎しみは人を盲目にする。
利己主義は自分の望み通りに生きることではない。自分の望み通りに生きるように、他人に強制することである。
すべての良い決心には、宿命的な欠陥がある。すなわちいつもそれが早すぎるということだ。
私は単純な楽しみごとが好きだ。それらは複雑な人間にとって最後の避難所である。
文学とジャーナリズムの違いは何だろうか。ジャーナリズムは読むに耐えない。文学は読む人がいない。それがすべてだ。
一貫性というのは、想像力を欠いた人間の最後のよりどころである。
野心は失敗の最後の避難所だ。
定義するということは限定することだ。
流行は見るに堪えられないほど醜い外貌をしているので、六ヶ月ごとに変えなければならないのだ。
2
戦争が邪悪だと認められている限り、戦争は常にその魅力を持つだろう。これが卑俗なものだと考えられる時は、戦争は一時的なものに終わるであろう。
真面目とは、浅薄な人間の唯一のよりどころ。
紳士とは、人の気持ちを何気なく傷つけることがない人のことである。
男は退屈から結婚する。女は物好きから結婚する。そして双方とも失望する。
社会は、罪人を許すことはあるが、夢想家を許すことは決してない。
夫婦間の愛情というものは、お互いがすっかり鼻についてから、やっと湧き出してくるものなのです。
悲しみの表現を身につけると、あなたにとって貴重なものとなる。喜びの表現を身につければ、限りない喜びが味わえるというものだ。
オスカー・ワイルドのすべての名言