オスカー・ワイルド
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若いとき人生でいちばん大切なものはお金であると思っていた。年をとった今はそれが本当だと知っている。
3
現代の道徳は、現代の基準を受け入れる点にある。いやしくも教養のある人間にとって、現代の基準を受け入れるということは、愚劣きわまる不道徳のひとつの形式だと思う。
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自分自身を愛することは、一生涯続くロマンスを始めることである。
不正よりもなお困ったものがひとつだけある。それは、手に剣を持たぬ正義だ。
楽観主義者はドーナツを見る。悲観主義者はドーナツの穴を見る。
私は天国には行きたくない。私の友人は誰もそこにいないだろうから。
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何度も繰り返し読みたくなるような書物でなければ、少しも読む価値はない。
今日では、結婚した男はみな独り者のように、そして独り者の男はみな結婚しているように暮らしている。
本心を言えないような友情の美点とは何か?誰だっていいことを言ったり喜ばせたり、お世辞を言ったりできるのだ。でも真の友人はいつも不快なことを言って、痛みを与えるのもいとわない。
若い人たちは誠実になろうと欲するが、そうはできない。老いたる人たちは不誠実になろうとするが、そうはできない。
恋すると誰でも自分を欺くことから始まり、他人を欺くことで終わるのがつねである。これが世の、いわゆるロマンスである。【直訳】。
僕の義務は猛烈に楽しむことだ。
人に真実を語りたいのであれば、相手を笑わせることだ。さもないと、相手はあなたに殺意を抱くことになるだろう。
独身貴族には重税を課すべきだ。結婚している男より幸せだというのは不公平である。
自由と書物と花と月がある。これで幸せでない人間などいるものだろうか。
自分について真面目に考えれば考えるほど些細な点が気になる、というのは不思議な事実である。
現代は労働過剰で教育不足の時代だ。人々は勤勉になるあまり、完全に知性を失っている。
私は自分の感情に翻弄されたくない。それを利用し、楽しみ、支配したいのだ。
僕は彼女が大好きだが愛してなどいない。一方彼女は僕を熱烈に愛しているがそれほど好きではない。
男女の間では友情は不可能だ。情熱と敵意と崇拝と愛はあるが、友情はない。
オスカー・ワイルドのすべての名言