生きていくうえで、難しいことばかりが役立つとはかぎりません。むしろ、毎日の生活では、雑用と呼ばれることがそのほとんどを占めています。身辺の雑用処理能力を磨くことこそ、人生の達人への近道だと思います。
鍵山秀三郎
鍵山秀三郎のその他の名言
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金儲けしたいという志を持つことは、悪いことではありません。住友財閥の伊庭貞剛は、「われ財を愛す」と言いました。しかし、その後に「これを取るに道あり」と続けたんです。
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同じお金を使うにしても、すぐ効果の出ることに使うだけではダメなのです。むしろ5年後、10年後に効果が出てくるようなことにこそ使うべきです。
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いくら経済や金融のシステムを発展させても、システムそのものは根本的な問題を解決してくれません。要はシステムを利用する人間の問題です。
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人間としての第一の条件は、まず謙虚であることだと思います。その点、トイレ掃除をすると、自然に謙虚な気持ちになります。トイレ掃除をして傲慢になったという話は聞いたことがありません。
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一つや二つ拾ったってしょうがないじゃないか。という考えではなく、一つでも二つでも拾えば、それだけ世の中がきれいになる。そういう考えです。