人間の心は、そう簡単に磨けるものではありません。ましてや、心を取り出して磨くことなどということはできません。心を磨くには、とりあえず、目の前に見える物を磨ききれいにすることです。とくに、人のいやがるトイレをきれいにすると、心も美しくなる。人は、いつも見ているものに心も似てきます。
鍵山秀三郎
鍵山秀三郎のその他の名言
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人は人に対してたいへん大きな影響を与えうるものです。親子であれば親が節度を保ち、実践していれば、よい感性は子どもに継承されるはずです。また他人同士でも、お互いに影響を及ぼし合います。
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私は社員にいい人間になってほしい、社会、国をよくしたいという願いを込めて掃除をしています。このように目的が定かなら、それを実現するための手段・方法は自分の中から湧いてきます。
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この国をよくするのは、財務大臣でもなければ、総理大臣でもありません。国民一人ひとりの、ほんのちょっとした生き方にかかっています。
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本物の人間とは、言っていることとやっていることが同じ人です。もっともらしいことを言う人はたくさんいますが、口だけではいけません。実際に行動して何か犠牲を払っている相手に、人は信頼を寄せるのです。