目先の損得にこだわる振る舞いは、私から見れば将来確実に不幸になる行動と言えます。なぜならそこには、人として高邁に生きようという美意識がなくなっているからです。そして、そのような美意識のない人物が大成した例を、私は見たことがありません。それは、今までにたくさんの人を見てきた私の、間違いのない法則です。
鍵山秀三郎
鍵山秀三郎のその他の名言
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段取り8分に、仕事2分。貴重な先人の訓えがあります。後始末をきちんとすることが前準備につながり、仕事の質と効率を高めます。
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不幸というものは、いつもいきなり背中から襲ってくるものです。予告なしに訪れるものであるからこそ、日常の気構えが必要なのです。
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私は元々意気地がなく、だらしない少年でした。それが戦争時の疎開先で大変な苦労を経験したお蔭で、弱い私が強くなれたのです。
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どんな会社にも、2割は不要な社員がいるといわれています。だからといって、その2割の社員を排除しても、新たな2割が必ず発生するものです。大切なことは、排除するのではなく、受け入れるという考え方です。
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効率と非効率は陽と陰のようなものだと私は考える。どちらがいいか悪いかではない。陰陽のバランスが崩れれば世の中が乱れる。効率を追求するあまり、バランスが崩れているのが今の社会だ。
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同じお金を使うにしても、すぐ効果の出ることに使うだけではダメなのです。むしろ5年後、10年後に効果が出てくるようなことにこそ使うべきです。