私にとって忍耐とは、弦を限界まで引っ張り続け、思い切り矢を放つ感覚に似ています。私自身はどんな屈辱にも耐える自信があります。
鍵山秀三郎
鍵山秀三郎のその他の名言
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80年あまりの人生をふり返ると、戦争を含め、天災、人災いろいろな災難に遭ってきました。でも一つ言えることは、私はそれらの災難をみんなバネにしてきたということです。
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聖書の中に「汝の行動は汝の預言者」という言葉があります。まさしくその通り。今とっている行動そのものが未来を予見している。
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人は追いつめられると、今まで気づかないことが見えてくる。その結果、続々とヒット商品が生まれたり、新しい戦略に転換したりと活路を見出すことができる。
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人は時として、絶体絶命の窮地に陥ることがあります。私も幾度となくそのような経験をしてきました。その中で、忍耐の大切さを学びました。
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災難を嘆いたところで何も変わらない。誰かのせいにしたって何もよくなりません。すべてをいったん受け容れてしゃがみ込んで、そして力を蓄えて立ち上がるのです。私はそういう姿勢で生きてきました。
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私は社風を最優先に考えました。社風が悪かったら、どんなに利益を上げても、社員は本当の意味で幸せにはならない。つまり、会社の存在価値とはその会社が存在することによって、世の中がよくなるということです。
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私は企業内においては、個人の競争をあおるような体制ではないほうがいいと思っています。集団で利益をあげていくという体制にしなければ、社内の雰囲気はよくならないと思います。