労働とは最良のものでもあり、最悪のものでもある。自由な労働ならば最善のものであり、奴隷的な労働であれば、最悪のものである。
アラン
アランのその他の名言
-
賢人の言っているように、甕にふたつの取っ手があると同じく、どんな事柄にもふたつの面がある。悪いと思えばいつでも悪い。よいと思えばいつでもよい。
-
最大の不幸とは物事を悪く考えることではないか。人が想像する不幸は、決してあるがままの不幸ではないということを知るだけでも、すでにかなりの成功である。
-
精神上のあらゆる不幸に対して、また初期の病気に対しても、柔軟運動と体操とが必要である。そして、たいていはこの療法だけで間に合うと思う。だが世間の人はこのことを少しも考えない。
-
人間は自信を持ち、貫禄がつき、自分の仕事以外に己れがないようになると、平凡なものになる。役所ほど人間を殺すところはない。
-
本当を言えば、上機嫌など存在しないのだ。気分というのは、正確に言えば、いつも悪いものなのだ。だから、幸福とはすべて、意志と自己克服によるものである。
-
他人に対しても自分に対しても親切であること。人の生きるのを助け、自分自身の生きるのを助けること。これこそ真の思いやりである。
-
幸福はあのショー・ウィンドウに飾られている品物のように、人がそれを選んで、お金を払って、持ち帰ることのできるようなものではない。