歌舞伎の世界は年末年始が最も忙しく、旧年を振り返るというより、常に先を見ていることが多いですね。
中村獅童
中村獅童のその他の名言
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いまは自分らしさを貫くことが難しい時代なのかもしれません。自分を曲げて群れに属さなければいけないのが企業社会だという見方もできます。しかし、その中で自分らしさを追い求めるのが人生の面白さでもある。
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僕もそんなポップでシュールなところが大好きで、浅草歌舞伎の時も、若い人たちにぜひ観てもらいたいと思ってさせていただいたんですよ。「若い方たちも観て楽しめる演目を」ということはいつも考えていますね。
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歌舞伎を観た事の無い人たちをターゲットにした、そういう人たちに是非観てもらいたい、楽しい企画っていうのは自分の中では考えているし、どんどんそういう人たちに喜んでいただけるようなものを作っていきます。
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古典も、もちろん守っていくんだけど、歌舞伎以外の仕事も沢山やるわけだから、役者としてはそこで培ってきたこと、そこで出会った人々、そういった方たちと新しい試みというのもどんどんチャレンジしていきますよ。
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人生の目的って最終的には、「いい人生だった」と実感しながら死ねることじゃないかな。いつの日かそう思えるように、まずは今、「目の前にある仕事に真剣に取り組む」。それは、自分との闘いなんです。
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仕事が途切れないのはとてもありがたい代わりに、まとまった休みが取れず、定期的な休日もありません。自分が使える時間は、自分で見つけ出すしかない。
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隙間時間をうまく使うためには、「すぐ動く」ことが大事。僕の頭の中には、やりたいことが渦巻いているので、「何をしようか」と悩むことは一瞬たりともない。
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しどろもどろになっても、懸命に相手に訴えかければ、「伸びしろがありそうだ」という評価が得られることもあるし、「一緒に仕事をしたい」と思ってもらえる可能性だってある。