中村獅童の名言
歌舞伎役者
中村獅童の名言。全199個。
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人生で夢を持つことは大切。「こうなりたい」と思わなければ何も叶いません。理想を高く掲げて、それを実現するために努力を積み重ねてゆくのは、役者もビジネスパーソンも一緒だと思います。
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これから稽古しながらみんなと相談することも出て来ると思いますけど、お兄さんがおっしゃったことをしっかり肝に命じてさせていただきたいと思っています。
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「権三と助十」は今回の演目の中でも、実は一番難しいかもしれないですね。でも、みんなで力を合わせて、活気あるいい舞台にしたいと思っています。
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実現させるエネルギーをしっかりと蓄えて、いつかそれを爆発させる力を持つこと。えらそうなことはいえませんが情熱を持つことを忘れないでもらいたいと思います。
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熱いですよ、もう!!熱すぎちゃって佐藤浩市さんと僕とパンツ一丁になって歌ってましたからね!!堺雅人は頼んでもないのにパンツも脱いでましたからね!!
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庭って程ではないけど、バンドやっていた頃なんかは、ライブの前には原宿界隈の古着屋に行って…10代の頃は原宿、表参道、渋谷あたりはずっと歩いて移動していたんです。
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僕はいま歌舞伎役者だけど、バンドでプロを目指そうかと思ったこともあるくらいロックも好きだったので、ロック好きな10代の少年という一面や、ファッション好きの一面もあって。
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歌舞伎の中にはそういう、様々な要素が凝縮されているんだと判った瞬間に、「これ、もしかしたらめちゃくちゃ楽しい世界なのかな?」って思ったんです。
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歌舞伎は通年通して舞台があるので、非常に短い期間に集中して稽古をしますが、今回の舞台「海峡の光」は、この稽古用に1ヶ月間スケジュールを空けました。
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日本人は、海外に対しての憧れというのはみんな強いみたいで、海外のものをすごく上手に取り入れるけど、日本にいると一番大切なことが、なかなか見えてこない。
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歌舞伎を観た事の無い人たちをターゲットにした、そういう人たちに是非観てもらいたい、楽しい企画っていうのは自分の中では考えているし、どんどんそういう人たちに喜んでいただけるようなものを作っていきます。
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映画で出会った人、それから歌舞伎以外の演劇で出会った人、色々な方とコラボレートして新しい歌舞伎を来年…来年のちょうど今ぐらいに実際に形にできるよう頑張っていますので、ご期待ください。
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台詞がたくさんある役は初めてだったので、歌舞伎の中でもリアリティのある「書き物」ならではの芝居を稽古していただきました。
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長谷川伸先生の作品はご自身の経験もあると思いますが、母と子の作品が多いんです。中でもこの作品はストレートに、生き別れになった母親を恋い焦がれる物語。とにかくハートでやる、ということですね。
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勘三郎のお兄さんは僕がどんな役をさせていただく時にも「心が大事だ」ということをおっしゃっていました。教わったことを大切に、自分なりの忠太郎像にできればと思っています。
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僕もそんなポップでシュールなところが大好きで、浅草歌舞伎の時も、若い人たちにぜひ観てもらいたいと思ってさせていただいたんですよ。「若い方たちも観て楽しめる演目を」ということはいつも考えていますね。
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傍目には大して動いてないし大変そうに見えないんですが、台詞の量が膨大なので、ものすごくキツいんだよ、ということをおっしゃっていました。
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これもいわゆる「書き物」で、大正時代に書かれた岡本綺堂の世話物です。おかしみのあるわかりやすい話ですから、楽しんでいただけるんじゃないかな。
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人生に悩みはつきものですから、悩んでこそ人間、悩んでこそ人生だと思います。けれども、周りで成功している人たちに共通するのは、皆、悩みとうまくつき合っている悩み上手なのです。
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仕事が途切れないのはとてもありがたい代わりに、まとまった休みが取れず、定期的な休日もありません。自分が使える時間は、自分で見つけ出すしかない。
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「自分には芝居しかない」という思いが、以前にも増して強くなりました。声をかけていただいた仕事には、以前にも増して全身全霊でぶつかりました。「そうすることでしか本物になれない」と、信じて続けています。
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賛否両論あるだろうけど、伝統を守りつつ新しいことにチャレンジしていく精神は大事だと思う。前例のないことをやろうとすれば、賛同する人もいれば否定する人が出てくるのは当たり前。
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育てられる側の若手も、ただ待っているだけではダメ。目の前を見渡せば、「尊敬できるな」と思える上司や先輩がきっといる。そういう人に自分から積極的に交わって学び、成長する。その醍醐味を味わってほしい。
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ついてこない人がいるのは、リーダーである自分の能力不足。それに、周囲の皆がしゃかりきになっていれば、誰もが「自分もこうしてはいられない」という思いになるのではないでしょうか。
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「40歳は人生の折り返し地点」だとよく言われますが、正直、この言葉は嫌いです。40代、50代には、それぞれの突っ走り方があるはずだと思うからです。
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「がむしゃらな30代」があったからこそ、様々な出会いに恵まれ、今の獅童らしさを追求する土台になった。失敗もあったけれど、悔いはない。
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「全員が賛同するものなんてない」のは世の常。そういう逆風をサラリとかわしながら、最終的に自分の理想を実現していけばいいんじゃないかな。
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仕事熱心なビジネスパーソンというのは、プライベートでも無意識に仕事とつなげてチェックしている。これが案外、仕事での新しいアイデアやヒントになる。
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新作歌舞伎を創る際、内容によっては、古典的手法を使うだけで、新しい作品に仕上がることも少なくありません。「温故知新」という言葉にもある通り、「古典が一番斬新」と感じることも多い。
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実は三津五郎のお兄さんが病気療養の発表をされる前の日に、全然知らずにご相談にお伺いしたんです。お兄さんは権三も助十も両方おやりになっているし、芝居のこともよくおわかりになってらっしゃるから。
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「瞼の母」にしても、長谷川伸先生ならではの「謳って」言わなきゃいけない台詞があるんです。そこをスラスラ~っと流して言ってしまったら、長谷川伸先生特有の言い回しの味わいがなくなってしまいます。
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趣味でもなんでもいいと思いますが、好きなことって子どものころから変わらないと思うんです。1つのことを続けることはとてもすてきなことだと思います。あきらめずに夢を持って追いかけてください。
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人生の目的って最終的には、「いい人生だった」と実感しながら死ねることじゃないかな。いつの日かそう思えるように、まずは今、「目の前にある仕事に真剣に取り組む」。それは、自分との闘いなんです。
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海外の人は10代の女の子でも男の子でも、自分の国の文化や歴史とかある程度のことに誇りを持って語ると思うけど、日本人はきちんと語れる人は少ないですよね。
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色々な人に獅童ならではの「レクチャー」ではないけど、僕が様々な事を経験して、今まで生きてきたから、獅童だからこそ、獅童だからできる説明っていうのがあると思っています。
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大半の人たちが実際に観たことがないと思うんですよね。やっぱりそういう若者が観てくれるようにならないと、演劇としての歌舞伎は滅びていっちゃうと思います。
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そういう興味のなかった人たちをいかにして振り向かせるか?っていうのが、僕、中村獅童の役割だと思うし、使命だと思っています。
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古典も、もちろん守っていくんだけど、歌舞伎以外の仕事も沢山やるわけだから、役者としてはそこで培ってきたこと、そこで出会った人々、そういった方たちと新しい試みというのもどんどんチャレンジしていきますよ。
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子どものころ、先代のがよく明治座で芝居をなさってらしたので、観せていただいた思い出があります。「伊達の十役」なんかをよく覚えてますね。
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勘三郎のお兄さんは「忠太郎みたいな役は獅童に合うよ」とおっしゃってくださいましたし、錦之介の叔父への思い入れもあって、今回、ぜひさせていただきたいなと思いまして。
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若手中心の浅草歌舞伎で10年近く前に初めてさせていただいたんですが、勘三郎のお兄さんと共に、残念ながらもういらっしゃらないお二方への思いも込めて、させていただきたいなと。
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実際に衣裳を着けて舞台に立つと、思っていた以上に大変でした。最後はバーッとまくしたててしゃべるので、決まったところでちゃんと息を吸えていないと、最後まで台詞が言えなくなってしまう。
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仕事では、どんなに仲がいい同僚でも、きちんと線引きをして、緊張感を保った方がいい。そうすれば、相手との関係が馴れ合いにならず、いい意味でお互い刺激し合えるから、仕事の内容も良くなると思う。
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「理想を高く持って頑張っていけば、必ず状況は変わる」と信じて生きた。だからどんな時でも、「いやいや、まだまだだ。こんなことで潰されるものか。いつか本物の役者になってやろう」と思えた。
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歴史があって、なおかつ業績が伸びている企業って、きっとバランス感覚に秀でた人材が多いんだと思います。伝統にぶら下がるだけではなく、時流をとらえどんどん新しいことに挑戦している。
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先輩方の姿を見てきたから、僕も常にチャレンジ精神を失わないようにしています。古典を守りつつ、自分たちの世代だからこそできる新しいことを探さないといけないと思う。
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成功の仕方って人それぞれ。僕は恵まれた境遇ではなかったかもしれないけれど、他人を羨ましいと思ったことはないし、いろんな経験を経て今の「中村獅童」があると思っています。
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いまは自分らしさを貫くことが難しい時代なのかもしれません。自分を曲げて群れに属さなければいけないのが企業社会だという見方もできます。しかし、その中で自分らしさを追い求めるのが人生の面白さでもある。
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試行錯誤の積み重ねが、仕事の成果だけではなく、人を成長させるためにも欠かせないものだと思います。役者の世界も、試行錯誤の繰り返しです。
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「今日はよくできた」と手応えを感じても、お客様に満足していただけたとは限りません。客席の「満足度」と、「自己満足」は必ずしも比例しない。これが役者の難しさであり、面白さでもある。
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自分にとって何が次の代表作につながるか分からなかったので、声をかけていただいた仕事はすべて受けました。自分に向いていないと感じる仕事であってもです。
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人生、挫折もあれば、我慢しなくちゃいけない時もある。マイナスの出来事を前向きのエネルギーに転換することが、成功のカギになる。
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他人を気にするより、むしろ最大のライバルは自分だと思った方が力が湧く。弱い自分に負けないために、精神を鍛えて稽古をして、精進していきたい。
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周りを見ていると、できる人ほど時間を言い訳にしません。しかも、ものすごい仕事量をこなしていて、「休日はあるの?」「毎晩、ちゃんと寝てる?」と聞きたくなる働きぶりだったりします。
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生きることとは、「自分の時間をどう使うか」という判断の積み重ねとも言える。それが人生になっていくのだから、「時間の使い方はその人の生き方そのもの」ではないでしょうか。
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演じることが好きで役者をやっていますから、仕事が辛いと思ったり、投げ出したいと思ったりしたことはありません。どんなことがあっても芝居に出るのは、僕にとって当たり前のこと。
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「ああいう人と仕事をしたい」と思っていた方々にも声をかけていただけるようになりました。口には出さなくても、強く思うことって大事なんですよ。
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実際のところ、若い時から「俺はロックスターになる」と言い続けているような人が、ロックスターになったりする。大事なのは、思い続けること、諦めないこと。
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「個性が大事だ」と言われる時代になりましたが、それは自分勝手な「主義」「主張」を押し通すことではない。「基本」が身について、「応用」が初めて生まれる。
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しどろもどろになっても、懸命に相手に訴えかければ、「伸びしろがありそうだ」という評価が得られることもあるし、「一緒に仕事をしたい」と思ってもらえる可能性だってある。
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重要なのは、相手を思いやる心ではないかと僕は思う。「普段から相手に気を使えない人は、いい役者になれないよ」と、叔父の萬屋錦之介もよく話してくれました。
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初対面同士が集まる仕事場で、ゼロからチームを作っていくような時には、自分から積極的にコミュニケーションを取り、ムードづくりを心がけます。稽古が終わってからも、チームの人たちと長く話すことが多いですね。
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コミュニケーションにおいて大切だと思うことが2つあります。「挨拶」と「礼儀」です。極論すれば、この2つを守れば、人から嫌われることはありません。
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隙間時間をうまく使うためには、「すぐ動く」ことが大事。僕の頭の中には、やりたいことが渦巻いているので、「何をしようか」と悩むことは一瞬たりともない。
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今の時代、ネットで情報を集め、自分で資料を読んで、データを分析できる。それも大事だけれど、実際に人と触れ合わないと分からないことも多い。
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裏方や演出家も含め、皆が力を出し合わないと成功は難しい。特に初対面同士が集まる現場では「全員が主役」という意識を徹底し、その思いを行動で表していく。
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人を嫌いにならないようにするには、その人のいい面を見つける。そういうふうに生きていくと、自然に人が集まってきて、発展していくことができる。