自分が変われば世界も変わる。自分が変われば楽しくてしょうがなくなる。同じ場所で風景が違って見える。
養老孟司
養老孟司のその他の名言
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先生方は教頭の顔を見たり、校長の顔を見たり、PTAの顔を見たり、教育委員会の顔を見たり、果ては文部科学省の顔を見ている。子どもに顔が向いていないということでしょう。
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自己実現などといいますが、自分が何かを実現する場は外部にしか存在しない。より噛み砕いていえば、人生の意味は自分だけで完結するものではなく、常に周囲の人、社会との関係から生まれる。
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私は、幸福論など語ろうとは思わない。むしろ馬鹿げているとさえ思っています。だって、今思っている幸せと、後から思う幸せとはまったく別のものだからです。
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現実のディテールを「わかる」というのは、そんなに簡単な話でしょうか。実際には、そうではありません。だからこそ人間は、何か確かなものが欲しくなる。そこで宗教を作り出してきたわけです。
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人は何かを知り何かを忘れ、生まれ変わり続けている。そういう経験を何度もした人にとっては、死ぬということは特別な意味を持つものではない。
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皆が群がる場所ではなく、誰も行かないような場所へ行ってみる。人が行きたがらない所へ目を向けてみる。そこにこそ、皆が手に入れることのできない貴重なものが落ちているように思います。
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人事の世界でいやなことがあったら、どうするか。やっぱり虫を捕りにいきます。誰になんと言われようが、どんないじめ方をされようが、虫は関係ありません。
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古典は読むべきだし、読む力をつけるべきである。それには自分で読むしかない。他人を当てにしても無駄である。まして学校ではほとんど何も教えてはくれまい。
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一つひとつの記事の中身に、虚偽や誇張があるかどうかではない。問題は、言葉による伝達とは違う形で、メタメッセージがあったということなのです。