会社が自分にあった仕事をくれるわけではありません。
養老孟司
養老孟司のその他の名言
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そもそも先のことなんか、だれにも分からないんです。どうなるか分からないけど、まずやってみよう。そういう気持ちが苦境を切り抜けるパワーを与えてくれる。
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その人が埋められる穴もあるけれど、埋められない穴が世の中には幾らでもあります。埋めたい穴と埋められる穴は別のこともあります。埋めているうちに、穴を間違えたことに気づくということも十分あり得る。
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自然とはもともと、どうなるかわからないものです。子どもは車ではない。部品が全部、わかっているわけじゃありません。そういうものが「どうなる」か、完全にはわからないのです。
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本当に好きなら苦労はいとわない。苦労が苦労ではないからである。苦労したくないなら、結局それほど「好きではない」のである。
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楽をしたくなると、どうしても出来るだけ脳の中の係数を固定化したくなる。それは一元論のほうが楽で、思考停止状況がいちばん気持ちいいから。
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ある女性が中学生のときにいじめられたいきさつを書いた本を読むと、その中に出てこない要素があることに気づきました。それは花鳥風月です。世界が半分しかないから、いじめが相対的に重くなって当たり前です。
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そもそも教育というのは本来、自分自身が生きていることに夢を持っている教師じゃないとできないはずです。「おまえたち、俺を見習え」と言えるほど立派に生きている教師がどれだけいるのか。
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そもそもいちばん出来の悪いのがいるってのは、共同体では大切なことなんですよ。ビリがいなくなれば、ビリから二番目がビリになる。ビリの人は、全体に恩恵を与えているんですよ。