お目にかかりたいと電話したら、すぐに時間を取ってくれた。当時、松下幸之助さんは天下の有名人で経営の神様だ。一方、私はただの中小企業のおっさん社長。にもかかわらず、直接会ってくれて、ビジネスに必要な心得を教えてくれた。そりゃ、偉い人だ。偉い経営者だ。
藤田田
藤田田のその他の名言
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経営には一貫した哲学がいるんです。自分がこうだと思ったら、世の中がどう動こうと誰がなんと言おうと、それを堅持していかなければならない。みんなが」だめだ」と言うから成功すると思った。
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人生は不平等である。しかも、この与えられた不平等はどうあがいても変えられないものである。あとは挑戦あるのみである。不平等に屈してはならない。
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ベストウェイというのは、双方の意見とは別のところにあるのではないだろうか。ディスカッションはそのベストウェイを見いだすために行われるべきだと信じている。
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社長たるものは明日返事するよりは、間違ってもいいから、今日答えるべきである。もし間違っていることに気付いたら、訂正するばいいのである。
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儲けるとは何か。簡単なことだ。去年より売り上げを伸ばし、利潤を上げればよいのである。これを毎年繰り返していけば、企業は必ず成長していく。
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30歳までに金を貯めて、海外へ出て40歳で起業しろ。財産ができたらそれを3分の1ずつ使って三回商売にチャレンジしてみろ。
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ふり返ってみると、こうした絶体絶命のピンチに陥ったとき、私は反発し発奮し、窮地を脱してきた。もうダメだと思って諦めて、自分で自分の命を絶つ方法はとらなかった。それがよかったのだ。
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成功が約束されたビジネスであれば、不安はない。しかし、そんなビジネスなどは存在しない。成功を信じ、過去の成功を踏み台にして成功を目指し、前進するのみである。