パッティングだと当たるまで球を見て打つというのが基本のひとつでしょ。ところがちゃんとわかってて、応用になると打ちたい一心で、打つところを見てないですよ。常にこういう基本というのをプレイと合わせながら教え込んでいかなけりゃ、基本は守られていかないもんです。
川上哲治
川上哲治のその他の名言
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足腰が弱ってきたら、せっかく今だと思って振ったのでも一瞬遅れヒットにならない。そこで最初にやることは、一番の基本である足腰、体のパネを研ぎ澄ませということ。
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フォームの乱れ、たとえばパットの振り方が少しアッパーになっていたら1時間、1時間半なり、続けて打たせて、球をとらえる時にダウンプローで打てるように、体に思い出させるという特訓というのをやります。
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企業に勤めると、冷や飯を食わされるときもある。そのときに愚痴をこぼしたり、腐ったりして、仕事をろくにしない人が多い。成功する人とは、この冷や飯を上手に食べた人であるといってよい。
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疲れるまで練習するのは普通の人。倒れるまで練習しても並のプロ。疲れたとか、このままでは倒れるというレベルを超え、我を忘れて練習する、つまり三昧境に入った人が本当のプロだ。