ソーシャルネットワークビジネスをしようとした際も、様々な企業家から「ソーシャルネットワークは1ミクロンも利益がでなさそうだからやめた方が良い」と言われたり、携帯電話でゲーム産業を始めようとする際も、「携帯電話の産業は着メロで終わったのだ」と言われたり、新しい物事をやる際には常に周囲の反発がありました。今では、この反発を押し切って事業を進めたことが今のグリーの成功に繋がっていると感じます。
田中良和
田中良和のその他の名言
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ネット業界の良い点は、結果が瞬時に出るところです。面白いとアクセスがあるけど、つまらないと全くない。その時は「いや、違いました。どうもすみませんでした」といち早く撤収する。
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羅針盤となる人を見つけることも重要です。自分より頭がいい、目端が利く人が何をやっているかを見る。先に気づいて行動しているから、それを真似る。
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インターネット業界一般に言えるのは、様々なネットワーク効果を使ってそこにしかない場の価値を打ち出して、二度と同じものを作れなくすることが新興企業の参入障壁を作る定石だと思います。
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ネット企業に就職したのも、当時はまだ儲かっていなくても、将来性があったから。自分という商品を売るなら、成熟した業界より、成長が大きく見込める業界に飛び込むことが大事だと思った。
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上場した時に感じたことは、縁起が悪い話ですけど、僕には、「死ぬ自由」もないかもしれないと。多くの人に迷惑をかけるので、おいそれと死ぬわけにはいかない。