田中良和の名言
グリー創業者
田中良和の名言。全109個。
-
やりたいことをやっているんだから、失敗するか成功するかは重要ではない。失敗したとしても、それは人生の中の「一時の波」でしかない。
-
国際競争に挑もうとしない限り、日本は生き残ることができない。最大の問題は、この事実を受け入れられない日本人が多すぎることだ。
-
大きなインパクトがあるものを作りたかったら、単に世の中の人が「いい」と言うだけでなく、本当の意味で「受け入れられるもの」を作っていかなくてはいけない。
-
ベンチャー企業にとって採用は重要です。就職活動で学生に見られるのはエントランスと会議室ぐらい。エントランスは会社のイメージを伝えるショールーム。だから奮発して作りました。
-
上場した時に感じたことは、縁起が悪い話ですけど、僕には、「死ぬ自由」もないかもしれないと。多くの人に迷惑をかけるので、おいそれと死ぬわけにはいかない。
-
羅針盤となる人を見つけることも重要です。自分より頭がいい、目端が利く人が何をやっているかを見る。先に気づいて行動しているから、それを真似る。
-
僕も学生時代のインターンを含めて、いくつかの会社で働いたことがありますけど、確かに楽天以外は、どこもゆったりしていましたね。急がなければまずいと思っていないからでしょう。
-
いま僕がやるべきことは、自分の生産性を高めるより、僕に代わって会社のサービスをつくれる人を探してきて、会社のパフォーマンスを高めることだと思っています。
-
経営書の類はあまり役に立たない気がします。そこに書かれている答えは正しくても、実際はその答えに行くまでが難しい。経営の難しさって本当はそこにあるのです。
-
僕が会社を立ち上げて、一年ほどたってようやく事業戦略について落ち着いて考えられるようになったのですが、そのとき強く意識したことは「いま流行っているサービスをいまやっても遅い」ということです。
-
いま会社から求められているものを満たしていても、そこで満足してはいけません。いつも昨日の自分を否定して、自分を変えていく必要があります。
-
確かに人と違うことをするのは勇気が必要です。でも、自分なりのチャレンジングな気持ちをもつこと、いわゆる「アントレプレナーシップ」の精神は忘れたくないですね。諦めずに突破口を探すことが大事だと思います。
-
ネット企業に就職したのも、当時はまだ儲かっていなくても、将来性があったから。自分という商品を売るなら、成熟した業界より、成長が大きく見込める業界に飛び込むことが大事だと思った。
-
意思決定は、決定に至るプロセスさえ間違っていなければ、できるだけ早く結論を出して即実行することが大事なんです。仮にそれで失敗しても、またそこからやり直せばいいだけですから。
-
いいか悪いかといわれたら、仕事なんだから早い方がいいに決まっているじゃないですか。早くやった方が、それだけ先に行けるんですから。
-
慎重に結論を出して、それが必ず正しいならそうします。でも何が正解かなんて、結局やってみなければ誰もわからないんです。だったら早く試して、修正したほうがいいに決まっています。
-
企業というのは、たまたま1年うまくいくことはあっても、10年も20年も偶然は続きません。成長の陰には、社員一人一人の継続的な努力がある。
-
結果が出なければ誰からも褒められないけれど、努力をやめてしまったらそこで終わってしまう。どのような状況であっても前を向く、そんなメンタリティーが重要だと思っています。
-
昔からネットの世界にいる人は初体験には慣れっこなんです。当時は業界もなく、初めてのことをやるのは当たり前。だから、ゲームを誰も作ったことがなくても、何とかなるだろうと。
-
ネット業界の良い点は、結果が瞬時に出るところです。面白いとアクセスがあるけど、つまらないと全くない。その時は「いや、違いました。どうもすみませんでした」といち早く撤収する。
-
この業界は新しい産業ですから、これまでは既存のやり方を単に当てはめていくだけでは会社は成長しないと考えていました。新しい時代に合った仕組みを作り、風土を作ることにこだわってきました。
-
インターネット業界一般に言えるのは、様々なネットワーク効果を使ってそこにしかない場の価値を打ち出して、二度と同じものを作れなくすることが新興企業の参入障壁を作る定石だと思います。
-
SNSにこだわらず、時代に合ったサービスで世の中を変えていければいいのです。わからないことに挑戦するのがベンチャーです。
-
楽天の社是のひとつが「スピード・スピード・スピード」です。社長の三木谷さんも「ほかの人が3年でやることを1年でやれ」というのが口癖だったし、実際あの会社は、みんなそういうペースで仕事をしていましたね。
-
大きな方向性、ビジョンについてきちんと説明しないと同じ目標に進めません。そこを目指す理由をきちんと説明することが、リーダーに課せられた役割のひとつだと思います。
-
私たちのビジネスも、初めから成功するかどうか分からないものが大半です。しかし、他社と同じことをしていてはイノベーションは起こりません。
-
逆境は確かにつらい。ただ、グリーという会社は逆境の中で、常に耐え、常に新しいものを生み出してきました。それが私たちの歴史です。