井上雄彦の名言
漫画家
井上雄彦の名言。全53個。
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何かが作られていくプロセスに「これは面白い」と人々が惹きつけられて、より良いものになっていく。それはマンガの連載もそうですね。
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やっぱり読者がいなければ、マンガは成立しないんです。自分の内なる衝動みたいなものを爆発させようと描いているわけでは全くなくて、読んでくれる人がいるからこそ描いているんです。
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心からの思いを、傷つくのを回避するために早々に引っ込めてほしくない。僕らは何かの結果のために今を生きているのではない。挑戦の一瞬一瞬が、本番の舞台だ。
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「リアル」は「普通のもモノ作り」といえばいいんでしょうか。材料が目の前にいくつかあって、僕はそれを料理するというか、組み立てる。そういう工程が「リアル」なんですね。
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人物というのはもうキャラクターですから、「自分が知っている範囲」の絵にどうしてもなっちゃって、なかなかジャンプできません。
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最初の頃とかは、どんな反応をされるとか、まさにわからないで描いていたりするので。自分が思った以上に周りが反応してくれているっていうのはありました。
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自分が例えば「スラムダンク」を書いて、「ああ、井上雄彦はバスケマンガの人だな」と世の中から見られるようになったときに、ずっとそこにいるのはもう絶対に嫌なんですよ。
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自分が本当に地面の高さに戻るというか、何も持たない状態にまた戻れる感じがして、今回の仕事ではそれがすごくうれしかった。何も持たない感じがすごく気持ちいい。
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「何らかの価値がある絵を描かなきゃいけない」とか、「誰かに期待されてそれに応える」絵ということじゃなく、誰も待っていない絵を、誰にも頼まれずにただ描く、そういう人になりたい。
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まず自分ありきなんじゃないですかね。自分から発しているもの、出発点が自分ということと、「何か他のものになろう」としていない限りにおいては、他人の期待や意見を受け止めても大丈夫なんじゃないですか。
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連載はライブですね。生き物ですね。だから話の先がどっちに転ぶかというのも作者自身も分かってなかったりするし、まあ、生なものですよ。