ルキウス・セネカ
5
重要なことは何を耐え忍んだかということではなく、いかに耐え忍んだかということだ。
1
生きることは生涯をかけて学ぶべきことである。そして、おそらくそれ以上に不思議に思われるであろうが、生涯をかけて学ぶべきは死ぬことである。
よき生まれとは何か。生来、徳の備われる人間なり。
0
人生はつねに幸福でない、善き人生のみが幸福なのだ。
汝を傷つけた人間は、汝より強い者か弱い者かのどちらかである。もし弱い者であれば、その者を許しなさい。もし強いものであれば、汝自身を許しなさい。
3
運はわれわれから富をうばうことはできても、勇気をうばうことはできない。
男は自己の感じているほどの年であり、女は見かけほどの年なり。
労働が体を強くするように、困難は心を強くする。
すべての残忍性は臆病から生まれる。
人間は理性的な動物なり。
君が長生きするかどうかは、運命にかかっている。だが、充実して生きるかどうかは、君の魂にかかっている。
4
成功のおかげで、いくつかの罪は一見公正に見えてくる。
愛されることを望むなら、愛しなさい。
他人に汝の秘密を守らせんとせば、まず汝自身が守れ。
誰も永遠に仮面を被り続けることはできない。偽装はやがて自分の天性へと帰る。
恩恵を施した者は黙っているのがよい。恩恵を受けた者は語るのがよい。
肉体のために生きるのではなく、肉体なしには生きられないように振る舞うべきである。
2
仕事は高貴なる心の栄養である。
精神的活動なき余暇は一種の死であり、生きながら埋葬されるのと同じことだ。
罪を憎みて罪人を憎まず。
ルキウス・セネカのすべての名言