香山リカの名言
精神科医
香山リカの名言。全66個。
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怒りをぶつけてくる人から逃げられないときは、相手と同じ土俵に乗らないように注意してください。感情をぶつけてくる相手に対してこちらも感情的に返すと、お互いに怒りが増幅していって矛を収められなくなります。
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「あいまいなまま様子を見る」という姿勢は、自分と違う考え方、生き方をしている人を排除せずに受け入れるゆとりにもつながる。
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「これで勝負する!」と肩ひじ張らないで、「将来、別のことをするかもしれないけれど、いまはとりあえずこれをやっておこう」といったように、肩の力を抜いて仕事に向き合うことも大切だと思います。
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憧れの存在や理想とするイメージが、自分に合うとは限りません。反対に、自分とは合っていない、似合わないと思っていたことが、実はしっくりくることもあります。
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家族として生きない人が増えるということは、「何のために私は働くの?」と労働の意味や意義を求める人が増えるということでもある。
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自分に自信を持たせ、言うべきことは言い、耐えるべきことには耐えられる強さを与えてくれるものの中で、もっともわかりやすくて確実な力を発揮できるのは、経済力とひとりでいられる孤独力である。
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そもそも人間のやることは、白か黒かはっきりしない、絶対的な正解はないもののほうが多いと考えるのがよいのではないだろうか。
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社会のために自分は何ができるのか、改めて考えてほしい。会社人生で培ったスキルは決して無駄にはなりません。次の世代に自分の力を貸す、むしろ提供するぐらいの気持ちも必要でしょう。
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本当に大切なのは、「身体に良いこと」と「心のストレス」とのバランスをとることです。「いくら身体に良くても、これ以上はストレスになるな」とおもったら、ほどほどにしておくというのが一番いいのです。
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「さあ、どうぞ」といえば相手が自動的に話してくれるのかというと、それは違います。キックオフはこちらからしなければなりません。短い言葉で相手を持ち上げて、気分よく話をスタートしてもらう。それが重要です。
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目標を立てて頑張ろう、と思っているビジネスマンの方々の意欲を削ぐようで申し訳ないのですが、人の世は災難続き、平凡になんとか生き延びるだけでも奇跡、というのが私の人生観です。
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私は基本的にその日のことしか考えないようにしているのです。「今日は、これとこれをやったら終わり!」と思えば、どんなに忙しい日でも、なんとか乗り切れるじゃないですか。