ソニーの危うさ...それが魅力だよ。トヨタ自動車の安定性をまねできないし、求めると逆におかしくなる。危ない危ないといわれながら切り開くところにソニーならではの価値が生まれる。
出井伸之
出井伸之のその他の名言
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会社の場合、変革は辺境から起きるんです。ソニー・コンピューターエンタテインメントとかソネットなど中心でなかった組織がどんどん成長し、それを中心的な組織がフォローする格好でずっと来ました。
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ユーザーの立場に近いものほど、イノベーションを起こす可能性が大きい。したがって大企業からではなく、小さな企業からイノベーションが生まれるチャンスが広がっている。
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人は本能として批判的な言葉ばかり目につくのかもしれません。しかし、それを口に出してしまったら、コミュニケーションが始まらない。
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中国全体が巨大な供給過剰地域になっており、これからはまさに「所有」から「利用」の時代ですね。ソニーとしてもしっかり考えていかなければいけない課題です。
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ルールブレイカーというのは、アウトローという意味ではありません。古いルールを壊して、新しいルールをつくり上げるのが本当のルールブレイカーです。これはきちんと見分けないといけません。
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日本の経営者には、リスクをとって挑戦するより、無難に経営をこなし、死ぬまで会社の鎧を脱がない人が多い。「第二の人生」では、もっと自由になってほしい。そうすればアイデアも生まれるはずだ。
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指揮者と経営者とは共通点があるなと感じました。孤独である。常に勉強しなければいけない。基礎に忠実な部分と、革新を意識する部分とが両立しなければいけない。人材育成への情熱。などなど。