大切なのは、出演者のモチベーションを落とさないこと。それがショーの成功に結びつくと言っても過言ではありません。演技の順番を決める時などは一番気を使いますね。滑走順はスケーターの価値を表す一つの基準。メーンのスケーターほど後方になるので、少しでも自身の順番に疑問を持つと演技に影響します。全員が気持ちよく滑ってもらえるように細心の注意を払っています。
荒川静香
荒川静香のその他の名言
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スケーターとしては毎年ことしが最後という気持ちで全力投球していきたいと思ってやっているので、いつが最後になるのか分かりません。
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どんな相手にも伝えたいことは届けないといけないですし、相手から届いたものだけをキャッチするのではなくて、しっかり観察して相手の意思を感じ取らないといけない。
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女子は特に、身体の成長とともにまずそこで一つの壁を迎えますので、いかにその壁を乗り越えられる選手たちが残っていられるか。あとは自分の力で乗り越えていかなければいけない。
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執着しすぎない人ほど結果を出しやすい。意識しすぎると、「失敗したくない」という思いが強くなってミスにつながるなど、実力が発揮されにくくなる。
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メダル獲得と公言して自分を奮い立たせる選手もいれば、メダルを考えれば力んでしまってうまくいかない選手もいると思います。自分を知っていないと、どんどん緊張の悪循環に置いてしまったり。
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自分がやってきた時代のレールを引いてくれたのは、それこそ佐藤有香さんであったり伊藤みどりさんであったり、時代の流れとともに先輩が敷いてきたレールの上にのってやってこられました。
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人生には波があることをスケートから教わりました。それを受け入れた時、過去の成功体験に固執しなくなりました。ですからどんな状況に置かれても、前向きに変化しようと思えるんです。