働くことは尊いが、その働きに工夫が欲しい。創意が欲しい。額に汗することをたたえるのもいいが、額に汗のない涼しい姿もたたえるべきであろう。怠けろというのではない。楽をする工夫をしろというのである。楽々と働いて、なお素晴らしい成果が挙げられる働き方を、お互いにもっと工夫したいというのである。そこから社会の繁栄も生まれてくるであろう。
松下幸之助
松下幸之助のその他の名言
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情勢は刻々と移り変わっていく。だから、1日の遅れが1年の遅れを生むというような場合も少なくない。決断もせず、実行もせずといった姿で日を過ごすことは許されない。
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いくら熱心でもムダなことやったらいけませんで。それがムダかどうかは、あなた自身で考えなさい。これはムダなことかどうか、一つひとつ検討しなさい。必ずムダなことをやっているに違いない。
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素直さは人を強く正しく聡明にする。逆境に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっていても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。
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風が吹けば波が立ち、波が激しければしぶきをうける。波をうけ、しぶきをかぶっても舵とりさえ確かなら目的の港にはいることができる。