製品のレベルを高めるために、松下独自の技術でやるか、外国の技術を導入するかの選択を迫られた場合は少なくなかったが、いずれの場合にしても、松下独自の技術を基礎にどの道を選んだら社会のためになり、人々に喜ばれるかということを最終的な尺度にして態度を決めた。
松下幸之助
松下幸之助のその他の名言
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これだけはどこにも負けない、というものをもつ。余力ができて、手を広げたいときでも、ぐっとがまんして、今やっている仕事を突き進め、世界に通じる水準まで高めていくほうがいい。
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人と比較をして劣っているといっても、決して恥ずることではない。けれども、去年の自分と今年の自分とを比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである。
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私には3つの財産がある。それは学校へ行かなかったこと。健康に優れなかったこと。そして、決断に弱かったことだ。だから、人が教えてくれたり、助けてくれたりして成功した。
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叱られて反感をもち、不愉快な態度を示すならば、再び叱ってもらえる機会を失うとともに、自己の進歩もそれで行きづまりとなってしまう。
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今はどこの会社や工場でもよい商品をつくろうとして、品質管理を一生懸命に勉強している。でも、それよりもっと大事なのは、きみ、人質管理やで。
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躍動した経営をやるとかやらんとかいうことは、頂点に立つ経営者が使命感をひとつ持たなかったらいけませんな。指導者次第ということでしょうな。