松下幸之助
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昨日の考えは、今日は一新されていなければならないし、今日のやり方は、明日にはもう一変していなければならない。
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失敗の中にも成功の兆があり、成功の中にも失敗の兆がある。
素直な心というものは、だれに対しても何事に対しても、謙虚に耳を傾ける心である。
「あの人は自分のことをわかってくれない」とか、「せっかくいい提案をしているのに、うちの上司は無理解だ」と思うようなことがあれば、一度とらわれず、人を見て法を説いているかどうか、静かに考えてみることも大切だと思います。
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10のサービスを受けたら11を返す。その余分の1のプラスがなければ、社会は繁栄していかない。
美と醜は表裏一体。美の面に囚われ、反面の醜を責めるに急なのは、真実を知らぬ姿である。
どんなに悔いても過去は変わらない。どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすことである。
自分ひとりの頭で考え、自分ひとりの知恵で生み出したと思っていても、本当はすべてこれ他から教わったものである。
職場は人生の道場である。給料をもらうだけのところではない。地位が上がって偉くなるだけのところでもない。最も大事なのは、一人の人間として、職場の中で、自分の個性、持ち味を十分に発揮し、人間的に成長できるようにしていくことだ。自分自身のかけがえのない人生を、会社で仕事をすることを通じて、自分の力で充実したものにしていくことだ。
衆知を集めないというのは、言ってみれば、自分の財産は自分が持っている時だけしかないと思っている人と同じやね。少しひらけた人なら・・・全世界は自分のものだと思っている。しかし全部自分で持っているのはめんどうだから預けておこう、というようなもんやな。
経営は聖人君子の業ではない。君らええ格好すな。
他人はすべて自分よりもアカンと思うよりも、他人は自分よりエライのだ、自分にないものをもっているのだ、と思うほうが結局はトクである。
社員はお得意さまである。感謝の気持ちを持って接することが大切。
城の石垣を見ると、そこには大きな石もあれば、小さな石もあります。それらは、大きな石のほうが小さな石より大きな役割を果たしているかといえば、そうではなく、大きな石も小さな石もそれぞれの必要に応じて役割を果たしているのです。そうしてはじめて崩れにくく強固な石垣になるのです。小さな石も大きな石も同様に重要です。
軍師の言うとおりにしているのでは、大将はいらない。軍師の言うとおりやるか、こういうふうにやれとか、それを決定する才能が経営者の条件。
自分の力、さらには会社の力を超えた大きな仕事をしようとしても、それは多くの場合失敗に終わってしまうだろう。それでは企業本来の使命も果たせず、社会のマイナスにもなる。だから、そのような、その時々における自分の力の範囲で経営を行い、社会に貢献していく、いいかえれば、適正経営という考え方が極めて大切である。
海外との競争に打ち勝とうとするには、私はどうしても週2日の休みが必要になってくると思うのです。どういうわけかと申しますと、非常に毎日が忙しくなって、いままでゆっくり電話をかけていたというようなことでも、ゆっくりかけていられない。3分間かけていたものを、1分くらいで済ますように、しかもそれで用件がちゃんと果たせるように訓練されなければならないのです。工場生産もまたその通りです。つまり8時間の労働では相当疲れるということになります。ですから、5日間働いて1日は余分に休まなければ体はもとに返らないということになろうかと思います。アメリカはすでにそうなっています。そして、日本の何倍かの一人あたりの生産量をあげております。
楽観よし悲観よし。悲観の中にも道があり、楽観の中にも道がある。
100人までは命令で動くかもしれないが、1000人になれば頼みます、1万人にもなれば、拝まなければ人は動かない。
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いかに大をなすとも、一商人の志を忘れてはいけない。
松下幸之助のすべての名言