松下幸之助
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知恵のポンプは汲めば汲むほど湧いてくるんや。
社会生活は日々これ戦い、日々これ苦難。その時に心が動揺するかしないかは、信念の有無で決まる。
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天国のよさは、地獄に落ちてはじめてわかる。不足を体験しなければ、満ち足りた喜びは味わえない。
はじめからしまいまで徹底的に悪いということもなければ、また徹底的に良いということもない。
目標を持ちなさい。目標をもったらすぐに諦めない。コツコツと、少しずつでもいいから前進することが成功の秘訣だ。
幸せというものは、そんなにたやすく得られるものではない。言いかえれば、たやすく満足できるものは幸せではない。幸せとはそんな安易なものではないし、人間というものはそんなに浅薄なものではない。また幸せがたやすく得られたら人間の逞しさというものがなくなってしまう。
できると思えば、人間案外できるもの。
大事なことは、理屈のやりとりではない。
塩の辛さ、砂糖の甘さは学問では理解できない。だが、なめてみればすぐ分かる。
熱意があれば、まわりの人がその熱意にほだされて、みな一所懸命やりますよ。なんぼ賢い人でも経営に熱意をもっておらんと、まわりが動かん。
この世に起こることは全て必然で必要、そしてベストのタイミングで起こる。
悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。おしなべて、事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。あせらずあわてず、静かに時の来るを待つ。時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。だが何もせずに待つ事は僥倖を待つに等しい。静かに春を待つ桜は、一瞬の休みもなく力を蓄えている。たくわえられた力がなければ、時が来ても事は成就しないであろう。
松下電器は人を作る会社です。あわせて電気製品を作っています。
モーターといっても小型である。しかも、いま皆さんの家庭でモーターを使っているところがあるか。誰も使っていないということは、無限の市場があることだ。
人の長所が多く目につく人は、幸せである。
仕事に打ちこんでこそ味わえる境地がある。
物事がうまくいった時には「運がよかった」と思え。
いかなる事態にも、わが心を失うまい。
心くばりの行き届いた仕事は一朝一夕には生み出せない。やはり日ごろの訓練や躾がものをいう。
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失敗の原因を素直に認識し、「これは非常にいい体験だった。尊い教訓になった」というところまで心を開く人は、後日進歩し成長する人だと思います。
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