ジェイ・エイブラハム
2
値上げに際して、お客様に三つのことを伝えるべきです。
世の中のことはなんでも我慢できるが、幸福な日の連続だけは我慢できない。
営業とは、人間関係だ。一番強固な関係を築けた人がその信頼関係によって相手に買わせることができる。人は、信用のできる、自分に一番似た人から買う。実際に売れそうな相手は、あなたを信用して何かを打ち明けようとする。単に情報が欲しいだけの顧客は、自分のことや自分が求めているものを伝えようとしない。
1
人生は、単なる瞑想によって成し遂げられる成果よりも、行動によって成し遂げられた結果の方が、より多い。
0
あなたが見ているデータは、過去の結果に過ぎない。未来が線形に進行すると予測するのは、本来不可能。
いきなり上手に何もかもできる人はいません。成功した人も、小さな失敗をたくさん繰り返してきたのです。
一番大きな取引と利益の間にはたいてい、予測可能な相関関係がある。過去にさかのぼって顧客が顧客になったきっかけを分析し、それから次のことを予測してみよう。顧客が将来、最も購入しそうなもの。購入する頻度。購入し続ける期間。以上三つの答えを知ることで、顧客それぞれの短期的長期的価値、ひいてはどのグループが他と比べてより価値があるかを分析する助けになる。
値上げを顧客の理解を得たとして、そこで満足してはいけません。状況を反転させるべきです。増分のコストをどうしても負担していただかなければいけない、その代わりにお客様にはきちんとその分より高い価値を、サービスをこれから提供していきますよということをお約束するということです。
人に欺かれるのではけっしてない、自分で己れを欺くのである。
失敗は永遠には続きません。私たちは、ビジネスや恋愛などの場面で起きたネガティブな出来事を失敗と言いますが、それらは既に済んだこと。失敗は一時的なものと認識することで、新たなチャレンジをする気持ちが生まれます。
あなたがあなたの心のオーナーです。自分自身の管理者はあなた自身です。
価値を増やす人にならなければなりません。すでにある価値を市場から奪い、減らす人であれば、そのビジネスはやがて消滅の運命です。
誰かとパートナーを組めば、あなたの行ける場所は無限に広がるが、それだけではなく、あなたには基盤も資金も必要ないのだ。ジョイントベンチャーを通して何にでもアクセスできるからだ。相手にあなたが必要としているものを提供すれば大きな見返りが得られると納得させることができさえすれば、どんなものでもあなたの自由にすることができる。
ビジネスでもプライベートでも、人と会ったら必ず、私との出会いでその人の人生が少しでも良くなるように心がける。そのためには相手が何を価値と感じるか知る必要があるので、相手を大切に思い、話をよく聞くようになる。
あなたが自分自身の人生の監督にならなければ、あなたの人生は他の誰かによって管理され、コントロールされてしまう。
市場調査は退屈で時間のかかる仕事のように思うかもしれないが、ビジネスで成功したいなら欠かせないプロセスだ。顧客がどのようなものに興味をひかれるのかを知る一つの方法だと思ってほしい。顧客の行動を観察して気付いたことから結論を導き出すという方法、それは、成功したい経営者やマネジャーが答えねばならない質問に客観的な答えを見つけるための方法なのだ。
合気道という日本の武道がありますね。自分の腕力で相手を押さえつけるのではなく、相手の力を自分に取り込み、爆発的な力を生み出し、鮮やかに敵を倒します。その哲学はビジネスにも応用できます。逆境であっても、自分のブランドをアピールし、他社との違いを訴えかける機会とすることができるのです。
「自分はやれる」と信じること、そして「すべての人や物事に対して好奇心を抱くこと」で、心の炎を灯し続けてきました。みなさんにも、自分で自分の限界を決めつけたり、この世界をつまらないものだと思い込むことなく、みなさん自身の無限の可能性を信じ、モチベーション高く仕事や人生に向き合っていただきたい。
人生は愚者には困難に見えるとき賢者には容易に見え、愚者に容易に見えるとき賢者には困難に見える。
3
このエクササイズをつかえば、ToDoリストから永久に除外すべき仕事が判断できるようになり、それによって常に最大限の結果を生み出せる立場に立てる。
ジェイ・エイブラハムのすべての名言