チャーリー・チャップリン
1
無駄な一日。それは笑いのない日である。
0
人間には、憎悪や不快感を忘れさせてしまう性質がある。
2
いいかい、もし、良いと思ったら、どうやろうかなどと決して心配するな。つまり直感だよ。
私は祖国を愛しています。でも、祖国に愛せと言われたら、私は遠慮なく、祖国から出ていきます。
子供は世界中で一番手ごわいお客さんで、なかなか笑ってくれない。
人間というのは、段々年をとると、停泊地が欲しくなるものである。それは長い間に良く知り合った人であり、一番楽しい人である。
浮浪者も紳士も詩人も夢想家も、そして一人ぼっちの男も、みんないつもロマンスと冒険に希望をつなぐ。
3
人生は素晴らしい。恐れの気持ちさえ持たなければ…。何よりも大切なのは勇気だ。創造力だ。
4
このひどい世の中、永遠のものなんてないのさ。我々のトラブルさえね。
一人殺せば悪党で、百万人だと英雄だ。数が殺人を正当化する。
偉大な俳優になるために必要なのは、演技をする自分を愛すること。
アイデアというものは、それを一心に求めてさえいれば必ず生まれてくる。
5
何のために意味なんか求めるんだ?人生は願望だ、意味じゃない。
私は悲劇を愛する。悲劇の底にはなにかしら美しいものがあるからこそ、愛するのだ。
意味を考えていたら始まらないよ。人生ってのは欲望さ。意味なんてどうでもいいじゃないか。
私たちは生き方を見失ってしまったのだ。欲が人の魂を毒し、憎しみと共に世界を閉鎖し、不幸、惨劇へと私たちを行進させた。私たちはスピードを開発したが、それによって自分自身を孤立させた。ゆとりを与えてくれる機械により、貧困を作り上げた。知識は私たちを皮肉にし、知恵は私たちを冷たく、薄情にした。機械よりも、私たちには人類愛が必要なのだ。賢さよりも、優しさや思いやりが必要なのだ。そういう感情なしには、世の中は暴力で満ち、全てが失われてしまう。
完全な愛というものは、もっとも美しい欲求不満だ。なぜならそれは、言葉以上のものだから。
本当の性格は、酔っ払っているときに現れる。
私たちがみんなで、小さな礼儀作法に気をつけたなら、人生はもっと暮らしやすくなる。
貧乏は楽しいものだと他人に思わせるのはけしからん態度である。貧乏に対してノスタルジアを感じたり、その中に自由を見だしたりする人にはまだ会ったことがない。名声や巨富は拘束を意味するなどと言って貧乏人を説得することは誰にもできまい。現に私は富の中になんの拘束も発見しない。それどころか、私はその中にたくさんの自由を発見するものである。
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