美輪明宏
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戦争とは、あなたの愛する人が死ぬ、ということです。
いつでもどこでも、いますぐ幸福になる方法、常に幸福感を味わえる方法はあります。それは簡単なことです。つまり、どんなことでも感謝することを自分の中に、まわりに探して見つけることです。「見える、ああありがたい」、「聞こえる、ああありがたい」、「手足が動く、雨露がしのげる天井や壁のあるところで寝起きができる、ああありがたい」、「着るものがある、食べ物がある、ああありがたい、幸福だなあ」と。
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世の中にはよく、「あのヤロー、いい暮らしをしやがって」とか、「なんだ、贅沢な暮らしをしやがって」と言う人たちがいます。ただむやみにうらやましがって、結果だけを見てブーブー言って妬んでいる人が多すぎます。その結果を見て妬む前に、その結果に至るまでの過程、プロセスを見なければなりません。そうすれば、その努力を見て、「なるほどなあ」と納得して妬まなくてすみます。
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「何かしてあげる」と自分勝手な愛情を押し付けるのは自分がかわいいだけ。本当の愛は見返りを求めない無償の愛。
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容姿も性格も才能も子供たちは千差万別。どんな子供が生まれても大切なのは愛し続ける覚悟。
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自分はいったい何者なのか。
叱ることと怒ることは違います。叱るとは怒りの感情を抑え、子供のためになることを子供が理解できる言い方で説得すること。子育てに必要なのは、愛情と理性。
不幸な家庭に育った人は強く生きる能力を持つ人。あながち不幸ではない。
愛する人に「愛してるよ」と言える幸せ…。感謝の心を持てば生きるエネルギーが湧いてくる。
孤独とは物事を深く考えるチャンス。友達が多い事は必ずしも幸せではない。
人並みに働いている人というのは、やはり人並みの生活なのです。そして、人並み以上、頭ひとつ出している人は、ほかの人たちの2倍3倍も働いているのです。頭脳労働も肉体労働も両方。つまり、出し惜しみをしないのです。苦労の出し惜しみをしない人は、それだけで恵まれています。
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白の白さを際立たせるには、その白のかたわらに黒い色のものを置けばよいのです。黒の黒さが深く、濃ければ濃いほど、黄なりの白さのものでも真っ白に見えるものなのです。黒は苦労です。苦労したことが多く、苦しみの深さが深ければ深いほど幸せが訪れたとき、それがどんなにささやかな幸せでも、大きな幸福感として満喫できるものなのです。
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教養がなくても、器量が悪くても、一生懸命働いて正直な人は信用があるから、誰かが助けてくれるのです。だからどん底まで落ちることがない。
色気とは仕草や形ではなく、精神的に相手を包んであげる上品な優しさのこと。
孤独な人ほど愛情が苦手。自分を守ろうとしないで、包み込むような愛情に身をまかせてみては。
わが身をつねって人の痛さを知ろうとしない人、想像力のない人が犯罪を犯す。子供たちに子守唄を聞かせ、詞や俳句を読ませる。想像力を養うことが犯罪を未然に防ぐ。
貧しい時代の苦労はお金で買えない貴重な体験。どんなに辛くても楽なほうへ逃げない。人にできない苦労ほど、いつか楽しい思い出になる。
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信用したり期待しなければ裏切られることもないのです。それを頭に入れておくと、意外と対人関係は楽になります。
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努力しない人も平等になどと、そんなバカなことはありません。それこそ不平等です。努力した人もしない人も同じ収入で、同じ家に住んで、同じ洋服を着て、同じ食べ物を食べる。それでは正直者がバカを見ます。うらやましいのだったら、妬ましいのだったら、自分もそれ以上に努力すれば報われるのです。
お経を何万篇唱えても、心がこもっていなければ鼻歌と同じ。大切なのは感謝の気持ち。
美輪明宏のすべての名言