斎藤茂太
3
人は何を語るか、だけではなく。「何を語らないか」でも判断される。
どっさり夢がある暮らしなら、お金やモノは、そんなにたくさんなくても、毎日はキラキラ光を放ってくるものだ。
2
光る物すべてが黄金ではないけれど、笑顔はすべてが黄金だ。
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他人に花をもたせよう。自分に花の香りが残る。
大丈夫。世の中の人はみんな、自分のことで精一杯。あなたのことなんて、気にしているほど暇ではない。
グチは一度目は聞いてあげよう。二度目は話題を変えてあげよう。
先手を打って笑顔を─悲しいから泣くのじゃなくて、泣くから悲しくなるという説もある。ニコニコすれば、自然に心の中も楽しくなる。
苦しいときほどまず、笑う。すると、生きる力が湧いてくる。
悲観的になるのは、自分のことばかり考えているから。
できるだけたくさんの本を読み、美しいものに触れ、思いやりを持って人に接する。当たり前のことを言っていると思うでしょうが、そういうことの積み重ねが、本当に人を美しくするんです。九十年も世の中を観察してきた僕が言うんだから、間違いない。
人間は弱いようで、強い生き物なんです。
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後悔で終えちゃダメだ。後悔からスタートするのさ。
幸福は、好奇心から生まれる。
物事に敏感で自分なりの価値判断を持っていることを「細心」といいます。気が小さいことは人生の武器なのです。
世間からいくら拍手喝采をあびようとも、結局、自分らしく生きているという実感が得られなければ、何の意味もない。
何を笑うかで人間がわかる。なんでも笑えば人間は変わる。
素晴らしい成功とは、見ず知らずの人まで幸福にするオーラのようなものが満ちているのだ。
怠惰はリラックスではない。
休んでも、やめてしまわない。
4
感情で表情が変わる人より、表情で感情を変える人が賢者。
斎藤茂太のすべての名言