斎藤茂太
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素晴らしい成功とは、見ず知らずの人まで幸福にするオーラのようなものが満ちているのだ。
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何を笑うかで人間がわかる。なんでも笑えば人間は変わる。
物事に敏感で自分なりの価値判断を持っていることを「細心」といいます。気が小さいことは人生の武器なのです。
幸福は、好奇心から生まれる。
自分で自分を見捨ててしまっては、天使だって微笑みようがない。
3
できるだけたくさんの本を読み、美しいものに触れ、思いやりを持って人に接する。当たり前のことを言っていると思うでしょうが、そういうことの積み重ねが、本当に人を美しくするんです。九十年も世の中を観察してきた僕が言うんだから、間違いない。
悲観的になるのは、自分のことばかり考えているから。
2
休んでも、やめてしまわない。
4
幸福は心を若返らせ、不幸は心を老けさせる。
「まあ、こんなもんだろう」...これがうまくやり抜くキーワード。
先手を打って笑顔を─悲しいから泣くのじゃなくて、泣くから悲しくなるという説もある。ニコニコすれば、自然に心の中も楽しくなる。
グチは一度目は聞いてあげよう。二度目は話題を変えてあげよう。
他人に花をもたせよう。自分に花の香りが残る。
どっさり夢がある暮らしなら、お金やモノは、そんなにたくさんなくても、毎日はキラキラ光を放ってくるものだ。
最後に私よりも若いであろう読者の皆さんにぜひお伝えしたいことは、将来のことを必要以上に心配することはない、ということだ。気を揉んでいたずらに時を過ごすよりも、なんでもいい、今からできること、したいことをしてみるといい。まずは行動を起こすことだ。老いは、考えなくても。
前を向き、歩き続けていれば、苦労は人を成長させる。
人は何を語るか、だけではなく。「何を語らないか」でも判断される。
お金は金に寄ってくるが、夢にはもっと寄ってくる。
完璧主義はやめて、八十点の出来なら合格と考える。毎日毎日、全力投球するのではなく、頑張るべき時だけ百パーセント、百二十パーセントの力を出し、あとは八十パーセントぐらいをキープする。それが、心身共に健康で、いい仕事を長く続けていくコツなんですよ。
親が子にまず伝えるべきことは、知識よりも、世界中の誰よりわが子を愛していることだ。
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