小説を書くという仕事のうえでも、若い頃からお金を惜しみなく使ってきたことが大いに役立っています。バブルの頃などには高級な和服をずいぶんと買ったものですが、あの経験があったから、時代小説を書くときに和服を描写することができる。お金を使った成果だと思います。
林真理子
林真理子のその他の名言
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嫌なことって起きますよね。そんな時は、寝るに限ります。次の日、朝日を浴びながら考える。夜考えると、いい方向に考えられないことが多いですから。
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努力が報われない時代と言われる現代でも、投げやりにならず、未来の自分を想像しながら、自分を信じて進んでほしい。性差や年齢を超えて、まずは少しでも上を目指して、努力してみてほしい。
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「知」に対する憧れが今でも、ますます強くなっているのを感じるんです。「まだまだ知らないことが多い」「もっと勉強しなきゃ」と、素直に思う。そう思えることが、幸せです。
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どうせ完璧な男の人なんていないんだから、ひらめいたら結婚してもいいと思うし、離婚をすすめるわけじゃないけどダメだったらしかたのないことだと思うの。
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無駄遣いを推奨するわけではありません。でも、お金のかかるもののほうがやはり上等であり、その先の愉しみを提供してくれる、ということを、知らないままでいるよりは知ったほうがいいと思うのです。
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「林真理子はもうおしまいだ」と、これまで何度となく言われてきました。でも、ちゃんと乗り越えてきた。「こんなことくらいで」と思うようにしています。世の中の大抵のことで、解決できないことはないと思います。