三浦知良
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まず自分を省みること。それは多分、サッカーに限った話じゃない。「上司がちゃんとしてくれないから失敗した」とか、「僕らはできるのに、あの人のせいで仕事がうまくいかない」と、常に誰かに責任をなすりつける人が会社にもいるんじゃないかな?そんな人と、「他人はともかく、自分のここがダメだった」と考える人の差は歴然と開いていくような気がする。
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うまくいかなかったときには、自分に力がなかったからだと考える。良い結果が出たときには、頑張ってきた成果だと考える。人生に偶然はない。
サッカーは僕にとって信念...人生そのもの。
サッカー以外の全ての面でもニックネームに相応しくありたい。
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負けたとき、自分のどこがダメだったかを考える人は必ず成長できる。自覚のある人は、勝ったときでも反省点を見つけて改善していくものだ。
先発フル出場が目標ではあるけれど、それは監督が決めることです。僕の中ではそれよりも、どういう気持ちでグラウンドには入れたかのほうが大事なんです。充実していたか、ボールに集中していたか。試合も練習も常にベストを尽くすことが大切だし、それがプロだと思っていますから。
J2では、クラブが言うことに何の疑問も持たない選手が多い。プロとしての意見を、はっきりと言えない環境がある。給料など待遇面でギリギリのところでやっているのにね。経験のある選手が言うことで、若い選手が気づく。クラブが成長するためには、わがままではなく、言うべきことは言わないと。
サッカーを見るのが好きなのか、するのが好きなのか?見ることがやることほど面白いとは思えない。やるのが一番。監督業?いや、選手の方がいい。ビジネスで金もうけに走る?いや、それも自分らしくないな..。だから暑くても一生懸命走ろうと思うわけです。
夢は語ったほうがいい。言わなきゃ、何も始まらない。
意識し始めたのは35歳過ぎてからです。それまではしっちゃかめっちゃか。いまでもそういうときはあります。試合まで時間が空くときは脂っこいものも食べるし、みんながいうほどストイックじゃないですよ。人間ね、なんで仕事するかといったら遊ぶためだし、楽しむためでしょう。いい仕事をするためには思いっきり遊ばないと。
あきらめる理由を探すんじゃなくて、あきらめない理由を探せ。
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真剣にやんないと面白くないね。
これまで見えないものをずっと追いかけ続けてきた。見えない何かを…。ブラジル、イタリアでもその何かを掴んだ事はない。もっと先で何かを掴もうとしてるけど、今までの韓国戦にしてもまだ。自分の何かが衰えてる、でも何かが成長してると感じている。
人間いいことばかりじゃない。良くないときも頑張ろうと、自分自身に負けないように言い聞かせてきました。確かにワールドカップに出場できなかったのはバネになったけど、それだけじゃない。いまとなってはワールドカップもJ2の横浜で試合に出られないのも、僕の中では一緒。両方とも悔しいです。
他の選手の倍以上長くプロの生活をやっているから、倍以上体に気を付けなくてはならない。準備や体の手入れを慎重にやらないといけないから、どうしても早くなってしまうんです。
新天地での挑戦はいつだって、誰だって難しい。でも、人生は、いつの瞬間だって挑戦なんだ。
これまで本当にいいサッカー人生を送ってきた。でもそれは昨日までの話。今日もすぐに過去となる。明日をどんな1日にして、どう自分を高めるか。僕はそれだけを考えていたい。
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学ばない者は人のせいにする。自分に何が足りないかを考えないから。学びつつある者は自分のせいにする。自分に何が足りないかを知っているから。学ぶことを知っている者は誰のせいにもしない。常に学び続ける人でいたい。
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人生でいちばん大切だと思う夢は、どんなに苦しいときでも見続けていたい。なかなか叶わないように思えても、夢を捨てたらすべてが終わってしまう。チャンスをつかめるときが来るまで、しっかりと自分を磨いていこう。
一番充実する地点に向かって、探りながら進んでいる感じです。決して止まってはいけないし、まだまだ上がある。自分の可能性に賭けているというところです。自分の人生が巻き戻せるとしても、やっぱりどこにも巻き戻したくない。
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