堀江貴文
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考えようよ。考えれば道は開ける。
難しく考えすぎ。
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結局何をやるにしても気合と根性ということになります。ものごとを複雑に考えずにシンプルにやるべきことをやる。東大に入りたければ覚えることをピックアップして単純に暗記すればいい。商売をやっているなら熱心にものを売ればいい。成功の道は本当にこれだけなのです。
働かないといけないという古い倫理観は残り、実は社会全体の富を増やす労働ではなく、社会全体の富を食いつぶしている負の労働があるのではないか。
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世の中は常に本質なんか見ない。
会社がつぶれるのは運が悪かったか、単純に勉強不足かどちらかでしょう。運が悪かっただけで一定のノウハウを持っているなら再チャレンジすればいい。問題は勉強不足です。いや勉強なんてたいそうなものではないかもしれません。商売の基本を普通におさえるだけでいいのです。つまり、商売とはものを売って儲けることであるという当たり前のことを理解することです。
「心の中の打ち出の小槌」の存在に気づかないことは、自分の可能性や才能を潰しているのと同じことだ。
ヒマな人ほど返信が遅く忙しい人ほど返信が早い。
僕には東大受験の必勝法があるのです。英語の場合、単語帳を丸暗記するだけ。それだけで東大は受かります。色々難しい事を考えずシンプルに丸暗記すればいいのです。生半可な丸暗記ではなくて、200ページの単語帳だったら、本を閉じたとき用法を含めて200ページすべてを暗唱できるようにする。そのくらいの丸暗記をすれば、どこの大学でも楽勝で合格します。ものごとを複雑に考えずにシンプルにやるべきことをやる。ほんとうにこれだけなのです。
僕は会社経営で悩んだことはありません。すぐにシンプルに決断する。旧来の会社組織では大勢が集まって長時間の議論をするのが普通でした。ろくに準備もせずに会議を始めるから、いつまでたっても議論が出ない。会議の目的は結論を出すことです。ところが会議のための会議に終わってしまうケースが多かったと思うのです。それでうちの会社では会議は極力シンプル化するようにしています。目的にシンプルに向かっていく。細かい事にとらわれず、大局を見る。それが企業の成長スピードを加速させる上で大切なことなのです。
商売は無差別級ですよ。
商売の本質は、実はかなり昔から変わっていない。見た目には最新の技術や企画が使われていても、モノやサービスを売るのが基本である。そういう意味で、「歴史に学ぶ」ことは重要である。
私が東大という「心の中の打ち出の小槌」を手にいれたとき、その威力に驚いた。その価値をうまく使えば、なんだって実現させられるのだ。
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目標は到底できないだろうと思えるぐらい大きいほうがより大きな自信となって返ってくる。ただ目標となる地点はその都度定めたほうがいい。目標がないまま大きいことを目指しても自分がどこまで到達しているかがわからないので仮想敵のようなライバルを持つべきだ。今、自分のいるポジションに対してその先を走っている人は必ずいる。そいつを抜くことをまず目指せばモチベーションにもなるし伸びやすくもなる。
世の中には締め切りや納期にルーズな者が多いが、僕は締め切りは絶対に守る。
経験というのは時間×密度だ。密度が濃ければ、たとえ時間は短くても経験が少ないとは言えない。
人間にできないことなんて何もない。自分で大きな関門を設定し、それを越えろ。そうすれば必ず大きな自信がつく。
自分で会社を起こさない限り、搾取の対象になるのは一生まぬかれない。
お金が最も公平な価値基準です。
僕はごく短期間で会社を立ち上げ、30歳で100億円を稼ぎ出しましたが、こういう世界のビジネスチャンスは旧態依然のオヤジ世代にはつかむことができません。これまでの社会システム・会社システムの中に安定してきた人たちには、今後、ますます過酷な未来が待っていることでしょう。この流れは変えることができません。これまでの成功物語の幻想を捨て、今すぐ新しい時代への対応を取るべきなのです。
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