日本も豊かな時代を経て、黙っていてもお客様は来てくれるもの、商品は入れてくれるもの、銀行は貸してくれるもの、という感覚に慣れきってしまい、商いの本質を忘れてしまったような気がします。小売業でも、単品管理だとかCSといったもっともらしい言葉は氾濫しているけれど、根本の問題がわからずに技術に走ってしまって駄目になっている。
伊藤雅俊
伊藤雅俊のその他の名言
-
商売とは厳しいもので、一つでも、まずいもの、キズがあったら、お客様は来てくださらない。商品は売れなくて当たり前、お客様は来てくださらなくて当たり前。まずここから出発しなくてはならない。
-
借りた金は返すもの、取引先への支払いはきちんとするもの、社員の給料は毎月払うものと考えたら、経営とはそんな生やさしいものではないことがわかります。
-
君は楽天をうらやましく思うかもしれないけれど、大衆を扱うビジネスは最後は資本力対資本力の戦いになる。効率がいいようで実際は大変だよ。
-
私は母から「ないない尽くしのプレゼント」を贈られたと思っています。お客様は来てくれないもの、取引先は商品を卸してくれないもの、銀行は貸してくれないものだと思えという教えです。