マザー・テレサ
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大きなことをできる人たちはたくさんいます。でも、小さなことを大切にしようとする人は、ほんの一握りしかいないのです。
1
善い行いは、一つ一つ繋がって愛の鎖をつくってゆきます。
3
もしも月の世界に貧しい人々がいるとしたら、私たちは、そこへも行きます。
私たちは、栄光やお金のために仕事をしているのではありません。シスターたちは貧しい人々に一生を捧げています。神聖な愛です。私たちは、神のために働いています。自分を神に捧げるとき、そこには愛が存在します。彼女たちは、持っているものをすべて差し出し、自分にできる最大の犠牲を捧げます。社会的な地位も、家も両親も、将来もすべて、もっとも貧しい人々を通して神に捧げます。
強い愛は、分け隔てをせず、ただ与えるものです。
私たちは、成功するためにここにいるのではありません。誠実であるためにここにいるのです。
全ての宗教は、永遠なるもの、つまりもうひとつの命を信じています。この地上の人生は終わりではありません。終わりだと信じている人たちは、死を恐れます。もしも、死は神の家に帰ることだと、正しく説明されれば、死を恐れることなどなくなるのです。
貧困をつくるのは神ではなく、私たち人間です。なぜなら私たちが分かち合わないからです。
銃や砲弾が世界を支配していてはいけないのです。世界を支配していいのは、愛なのです。
2
慰められるよりも慰めることを、理解されるよりも理解することを、愛されるよりも愛することを。
病気にはそれぞれ特効薬があります。ところが愛されないが故の寂しさだけは薬では癒されません。私たちがしている仕事を評価してくださっている方々にお願いしたいのは、どうぞ自分の周囲を見回して、愛に飢えている人々に喜んで愛を与え、その人たちに奉仕してくださいということです。
ある人がかつて私に、100万ドルもらっても、ハンセン病患者には触りたくないと言いました。私は答えました「私も同じです。お金のためだったら、200万ドルやると言われても、いまの仕事はしません。しかし神への愛のためなら喜んでします」と。
誰にも世話をされずに一人で寂しく死んでいくことなどあってはならない。
誰も私から幸福を奪う事はできませんよ。後悔したり不幸だと思ったりしたことは、これまで一度もありません。
4
他人の過ちや、罪深いすべてのものに目を閉じ、神の美徳をさがす。
短くて口に出しやすい言葉でも、心のこもった言葉はある。そんな言葉はいつまでも心の中に輝き続ける。
貧しい人たちに生命だってあげることはできます。しかし、微笑を浮かべてそれをしなければ、何も与えることにはなりません。
利己的な自分たちがそのような飢えと貧しさの原因なのだ。
上層階級に属する若い女性が、貧しい人々のために働く決心をする時、それは正真正銘の一つの革命です。最大級のしかも極めてむずかしい困難を伴う革命であり、愛の革命なのです。
誰にでも、沈黙し、黙想する時間が必要です。私はいつも沈黙のなかで祈りをはじめます。神は静寂の友です-私たちは神の声に耳をかたむける必要があります。祈りは魂を満たしてくれます。そして、人間は、祈ることで神に近づくことができるのです。祈ることで、あなたは清らかで純粋な心を与えられるのです。
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