マザー・テレサ
0
銃や砲弾が世界を支配していてはいけないのです。世界を支配していいのは、愛なのです。
2
貧困をつくるのは神ではなく、私たち人間です。なぜなら私たちが分かち合わないからです。
1
倒れるまで一生懸命働くことも、力以上に働くことも、してできないことはありません。でも、そんなに働いても、それが愛に基づいてなされていないなら、神の目には無益なことでしかないのです。
強い愛は、分け隔てをせず、ただ与えるものです。
私たちは、成功するためにここにいるのではありません。誠実であるためにここにいるのです。
3
もしも月の世界に貧しい人々がいるとしたら、私たちは、そこへも行きます。
私たちは、栄光やお金のために仕事をしているのではありません。シスターたちは貧しい人々に一生を捧げています。神聖な愛です。私たちは、神のために働いています。自分を神に捧げるとき、そこには愛が存在します。彼女たちは、持っているものをすべて差し出し、自分にできる最大の犠牲を捧げます。社会的な地位も、家も両親も、将来もすべて、もっとも貧しい人々を通して神に捧げます。
大きなことをできる人たちはたくさんいます。でも、小さなことを大切にしようとする人は、ほんの一握りしかいないのです。
善い行いは、一つ一つ繋がって愛の鎖をつくってゆきます。
上層階級に属する若い女性が、貧しい人々のために働く決心をする時、それは正真正銘の一つの革命です。最大級のしかも極めてむずかしい困難を伴う革命であり、愛の革命なのです。
利己的な自分たちがそのような飢えと貧しさの原因なのだ。
貧しい人たちに生命だってあげることはできます。しかし、微笑を浮かべてそれをしなければ、何も与えることにはなりません。
喜びとは、魂を捕まえられる愛の網なのです。
誰にも世話をされずに一人で寂しく死んでいくことなどあってはならない。
私の秘密をおしえましょうか。私は祈ります。キリストに祈るということは、キリストを愛することと同じなのです。救われるためにどうしたらよいのでしょうと尋ねる人があったら、私の答えは「神様を愛することです。そして、何よりもまず祈ること」。
他人の過ちや、罪深いすべてのものに目を閉じ、神の美徳をさがす。
ある人がかつて私に、100万ドルもらっても、ハンセン病患者には触りたくないと言いました。私は答えました「私も同じです。お金のためだったら、200万ドルやると言われても、いまの仕事はしません。しかし神への愛のためなら喜んでします」と。
親愛なる主よ、私がどこに行こうと、あなたの香気を放つことができますように、お助けください。私の魂を、あなたの霊といのちであふれさせてください。私の人生のすべてが、ただあなたの光の輝きだけとなりますように、私の全存在に染み込み、捕らえ尽くしてください。
慰められるよりも慰めることを、理解されるよりも理解することを、愛されるよりも愛することを。
私たちは、この世で大きいことはできません。小さなことを大きな愛をもって行うだけです。
マザー・テレサのすべての名言