桑田真澄の名言
桑田真澄の名言。全95個。
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単調なリハビリを続けるのは、とてもつらいことだった。手術を受けて成功した人はいるけれど、リハビリに成功した人は少ない。それは、「今日はこのくらいでいいや」というほんのわずかな慢心が生まれるからだ。
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複雑な気持ちなんて全然ないよ。だって人間、いずれはそうなるわけじゃない。みんな同じだよ、時代は流れる。それは自然なことだからね。
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もともと、野球のルールは教育的ではないからね。僕も、中学生の野球チームを指導しているけど、時々、戸惑うこともあるよ。それに、審判にいちいちアピールしなければ認めてもらえないこともたくさんあるよ…。
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どんな選手もいいときばかりではない。打たれても気持ちを切り替え、悪い時を短くし、いい時を長くするのが、プロの世界で生きていくには大事。
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努力は、量ではなく質である。短時間で、効率的、合理的に積み重ねてこそ成果がある。そして、「表の努力」と「裏の努力」を両立できてこそ、努力は報われる。
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原因があって、結果がある。サボったら、サボっただけの結果しか出ない。野球に携わるすべての人が、スポーツマンシップを意識したい。
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野球は一人ではできない。みんなでやるスポーツだから、チームメイトと心を一つにしたい。だからこそ、数字や結果と同じくらい、目に見えない心を大切にする。それが僕がたどり着いたー心の野球。
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チーム作りも、選手としての精神面もすべてバランスが大事。チーム編成にはベテラン、中堅、若手の協力が不可欠。選手としては、緊張とリラックスと自信をバランスよく兼ね備えたい。
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野球も人生も「うまくいかない」のが当たり前。「超マイナス思考」で物事に向き合えば、少しのことでプラスに変換できる。積極的に行きて行くことができるのだ。
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注ぎすぎるということはないのが愛情。愛情をいっぱい受けた人間は、心が温かい人間、周囲に愛情を注ぐことができる人間に育つ。
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自分は怪我や病気なんてしない、僕はそう思っていた。でも、スポーツをしていれば、そんなことは決してない。怪我とはうまく付き合っていくべきだし、怪我から多くのことを学び取ることができる。
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一心不乱に根性だけで練習に没頭したことは一度もなかった。やるべきことを精査し、効率性を重視しながら、練習を積み重ねていた。
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自分にとって、タイトルとはアイスキャンデーの当りの様なもの。当たれば当然嬉しいけど、たとえ、当たらなくてもアイスキャンデー一本分は既に楽しんでいる。
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格好悪くていい。"格好悪い"とは人の評価だからである。僕は自分が充実した人生を送るために生きているわけで、周囲の人から見て格好いいことをするために生きているわけではない。
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イチローも4割・5割の打率は記録できず、6割以上失敗する。人生も同じだ。失敗しても構わない。大事なのは、失敗してもそこから起き上がることだ。
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毎日朝練があり、学校があり、放課後練習を終えて帰ると9時。最後に1時間ほど勉強して寝る。本当に毎日クタクタだったから、どうすれば無駄な時間がなくなるか常に考えることが習慣化されました。
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目標を達成できたから偉いわけでもなく、達成できなかったからダメでもない。目標を立ててそこへ向かっていくというのは人生の喜び。
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真夏の暑い時期に一日練習をしたり、メンバーだけしか練習させない学校もあるみたいですね。1000本ノックや1000球投げ込みのような練習も、未だにあると聞いています。同じ野球人として悲しくなりますよね。
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PL学園もそうでしたが、野球部にもいろいろなしきたりがあるみたいですね。しかし暴力や理不尽な命令は絶対ダメ。野球界には上下関係を履き違えている人が多い。
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社会と野球の関係をより密接にしていくことで、野球界をさらに発展させていく。それこそ、僕を含めて野球界にお世話になった人が果たすべき使命だ。
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リハビリを続けて、少し投げられると感じたとき、10mの距離から20球だけのキャッチボールができた。そのとき、僕は小さな夢を叶えたと思った。
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運動部員が授業中に居眠りするのは、日本全国の学校で見慣れた光景かもしれない。しかし、それは本来あるべき学生の姿ではない。僕は、運動部員こそ、勉強とスポーツの両立を求めるべきだと思っている。
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どんなに調子がいいときでも、どんなにもてはやされたとしても、常に謙虚であり続けたい。仁義ある野球人の共通点。それは謙虚であるということなのだ。
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野球選手であろうと、サラリーマンであろうと、大工さんであろうと、一人ひとりに役割がある。その役割を全うする、仕事を通して自分を磨いていくのがプロフェッショナル。
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単に野球がうまいから、エリートというわけではない。野球もうまくて「教養」もある。自分を律する強い心と、チームを一つにまとめる能力を備える。そんな人間力のある人物こそ、真の野球エリートである。
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僕らの高校時代には厳しい上下関係があった。加えて「練習中は水を飲んじゃいけない」、に代表される非科学的な考えも蔓延していた。
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野球しかわからない人間にならないように気をつけているのだ。野球だけでなく、勉強や遊びからも、忍耐力や責任感、自立心などを養い、自分を高めることができると思う。
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いい事はもちろん、悪い事も視点を変えて良い試練だとポジティブにとらえることにより、怒ったり落ち込んだりすることなく、何事も自分の成長の糧にすることができる。
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プロだけではなく少年野球などを含めた球界全体をさらに発展させたい。それが最大かつ最後の目標。そのために引退後は10年かけて勉強しようと決めていたんです。