さだまさし
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毎日、子供の目をしっかりと見て「いってらっしゃい」「おかえり」と言っていますか。
年をとるごとに、「惜しんだら終わり」って自分に言い聞かせてきたんです。「不惜身命」という言葉があるように、あるものは惜しまず、すべてを捧げようって。
今たくさんの人が幸せを見失っているとするならば、それは温かな会話をなくしているから。
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悲しいとき、僕は歌を選ぶ。傷を広げぬよう。傷を誤魔化さぬよう。
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僕は、まだ独身の男性に声を大にして言いたいですね。結婚する相手を選ぶときは、自分にとってよい解説者になりそうな人を選びなさい、と。二人だけで過ごしている分には関係ないけれど、将来自分が父親になって、相手が母親になることを考えるなら、間違いなく大切な基準です。
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修行とは、苦しさを言うのじゃない。苦しさを楽しむ心を作る勉強のこと。
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「暗い」と言われる人は優しい人なんです。
今の日本人に一番欠けてる言葉は、「惜しまない」ではないかと思う。みんな、なぜいろんなことを惜しむんでしょう。
決して無力ではない。微力だけども、無力ではない。
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何かに感謝しなくても最低限食えてしまう、生活できてしまうっていうのは恐ろしいことですね。みんな、今の自分がどれだけ恵まれているか、豊かなのかわからなくて、疑問を持たなくなった。
人は皆、それぞれに自分の時刻表を持っている。
貧しさを知らなければ、本当の意味での豊かさはわからないと思うんですよ。
借金がなければ、こんなに長い間、歌を作ったり、歌ったりしてこなかったと思います。
風の日には誰だって目をつぶる。
「未来」という時空間は、「今とても想像もできないような素敵なこと」が起きる可能性のある時空間」なのです。今どのような悩みや苦しみを抱えていたとしても、たとえ幾つになっても、「明日」という日が来る限り、「未来」には今日想像もできないすばらしいことが起きるのだと信じてください。
幸福というのは、いつも持ち歩いているものです。みんなのポケットにも、たくさん入っているんですよ。
雨の日には誰だって傘をさすもの。
この世の中に不幸なんて存在しない。普段の生活に幸せを見つけ出せないから不幸に感じる。
自分の謙虚さを計る物差しとして「神様」は存在する。「このような仕事をさせてくださってありがとうございます」と頭を下げられる人のところに「神様」は降臨するのだと僕は思います。だって「これは自分がやったんだから、すべて自分の力なんだ」と思える人に神様は不要です。
会場を満員にし続けるためにはどうしたらいいのか、必死に考えましたね。今回、満員になっても、次回はその半分は来ない。そういうもんなんです、コンサートっていうのは。次回も満杯にするには、また来てくれる半分の人たちに、もう一人ずつ連れてきてもらう必要があるわけです。そこでトークも磨かれていったんじゃないかな。
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