さだまさし
0
幸福というのは、いつも持ち歩いているものです。みんなのポケットにも、たくさん入っているんですよ。
3
借金がなければ、こんなに長い間、歌を作ったり、歌ったりしてこなかったと思います。
風の日には誰だって目をつぶる。
1
決して無力ではない。微力だけども、無力ではない。
4
人は皆、それぞれに自分の時刻表を持っている。
修行とは、苦しさを言うのじゃない。苦しさを楽しむ心を作る勉強のこと。
5
「暗い」と言われる人は優しい人なんです。
今たくさんの人が幸せを見失っているとするならば、それは温かな会話をなくしているから。
悲しいとき、僕は歌を選ぶ。傷を広げぬよう。傷を誤魔化さぬよう。
感謝の言葉やねぎらいの言葉は、どうかはっきりと口に出してください。口に出さない言葉が聞こえることはありますが、それはそれ相応の信頼関係の上でのことなのです。それを造るためにまずは言葉は思うだけでなく、口に出しましょう。
2
毎日、子供の目をしっかりと見て「いってらっしゃい」「おかえり」と言っていますか。
饒舌に話す必要はありません。
僕は、まだ独身の男性に声を大にして言いたいですね。結婚する相手を選ぶときは、自分にとってよい解説者になりそうな人を選びなさい、と。二人だけで過ごしている分には関係ないけれど、将来自分が父親になって、相手が母親になることを考えるなら、間違いなく大切な基準です。
本当の会話とは体温計です。
今の日本人に一番欠けてる言葉は、「惜しまない」ではないかと思う。みんな、なぜいろんなことを惜しむんでしょう。
何かに感謝しなくても最低限食えてしまう、生活できてしまうっていうのは恐ろしいことですね。みんな、今の自分がどれだけ恵まれているか、豊かなのかわからなくて、疑問を持たなくなった。
子供の心の揺れが分からないようでは、親失格です。
貧しさを知らなければ、本当の意味での豊かさはわからないと思うんですよ。
「未来」という時空間は、「今とても想像もできないような素敵なこと」が起きる可能性のある時空間」なのです。今どのような悩みや苦しみを抱えていたとしても、たとえ幾つになっても、「明日」という日が来る限り、「未来」には今日想像もできないすばらしいことが起きるのだと信じてください。
自分の謙虚さを計る物差しとして「神様」は存在する。「このような仕事をさせてくださってありがとうございます」と頭を下げられる人のところに「神様」は降臨するのだと僕は思います。だって「これは自分がやったんだから、すべて自分の力なんだ」と思える人に神様は不要です。
さだまさしのすべての名言