私は、規模やサイズなど小さくていいから、人と比べず、競わず、競争相手のいないところをゆっくり走った方がいい、そして利口であることを誇るよりも、愚かであることを喜べ、といいたいのです。先頭でないと感じられない風の匂いがあるのと同じように、周回遅れでないと見えない景色もあります。競争社会が長く忘れてきたものこそ、その周回遅れの景色の温かさだとは思いませんか。人生なんて、いちばん後ろから、ゆっくり行けばいいのです。
竹田和平
竹田和平のその他の名言
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いろんな社会問題がありますが、根源なんてシンプルなものです。その根源を直さずに、表面に出てくる問題を次々にモグラ叩きみたいに叩こうとするから一向に問題が直らないのです。
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過剰というのは最悪の毒素だというのが、僕の信念です。どんな物であれ、過剰であるというだけで、消費したいという欲求がフッと消えてしまうからです。
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物事すべてに感謝の気持ちを表し、世のため人のために生きていけば、歯車がかみ合ってうまくいく。人生とは、そういうものなんですな。
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非凡な結果は、平凡なことの積み重ねから生まれてくるものです。平凡なことを毎日飽きることなく淡々とこなすのは、特別なことを一日だけやるよりも、はるかに難しいことでもあるのです。
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人生で一番大切なのは「ありがとう!」という感謝の気持ちを忘れないこと。私がここで生きているのは、まず先相、そしてまわりの人たちの存在があるからで、決して自分ひとりの力ではないんですね。
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運は主として人が運んで来ます。好運の人は好運の人を引寄せます。いつも好運を維持すれば成功は維持できます。運の吉凶は心の問題です。