僕も若いころ、好きな女の子に振られ、落ち込んだこともあったよ。でも、振られた帰りに、有楽町の日劇ミュージックホールに何気なく入ってね。ダンサーが40人くらいで足を上げて踊るロケットダンス。「あんな女にこだわるより、ダメなら次にいけばいいんだ」と。
渡辺淳一
渡辺淳一のその他の名言
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「好きな言葉」というと意味ありげな、重々しい、難しい言葉を連想しがちだけど僕はそんなことよりも素直に「ありがとう」ってひと言言えることがとっても大好き。
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会社で上司に叱られても、仕事がうまくいかなくても、翌日には何事もなかったかのように「おはようございます」と明るく挨拶できるぐらいタフで、図太いやつが最後には勝ち残っていく。
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傷つきやすく復元力のないナイーブさより、落ち込んでもへこたれない、失敗しても再び立ち上がって元気にチャレンジしていく力こそ、いまの時代に求められている。
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女性の口説き方ってね、褒めることから始まるの。容姿端麗の人は簡単に褒められるけど、たとえは顔を褒めるのはきついと思ったらヘアスタイル、持ち物を褒めたりすればいいんだよ。
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一般に鈍いというと、マイナスのイメージが強いが、鈍さを馬鹿にすべきではない。鈍さも見方を変えれば才能で、それこそが誠実さや、一途さ、信念といったものを生み出す原動力となるはずである。
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君ね、そんな正論を振りかざすまえに、酒ぐらい注いであげなさい。嫌々でも、やってみると面白いことが、いろいろわかって人間勉強になるから。
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事務所は昔から渋谷なんだよ。若い子たちがたくさん群がって、その奇妙な流行を見るのが面白くて、歩いているだけで毎日が発見の連続なんだよ。おもしろい街だよね。