ロマン・ロラン
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今日の新聞・雑誌は嘘の巣窟だ。そして読者の十中八九までが、嘘にまるめこまれる可能性がある。
民主主義というのは、民衆にとって代わって、その厳粛な名目のもとに、若干の布教者たちの利益のために民衆の毛を刈る技法です。
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真理への愛のみが、我々を決して裏切ることのない唯一の愛である。
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自然のなかには、ぼくの愛に値しないものは何もない。一人の人間も、一本の木も。
私は、自らの最後の日まで、私自身の人生をさらに広く、さらに高くすることに、挑み行くのだ。
人間にとって大事なのは、現実を素直に見て、それを認める勇気である。
万人のうちで最も偉大なのは、万人のために鼓動する心をもった人である。
人生の賭けで得をしようと損をしようと、賭けるべき肉が一ポンドでも残っていれば私はそれを賭けるでしょう。
英雄とは、自分のできることをした人である。ところが、凡人はそのできることをしないで、できもしないことを望んでばかりいる。
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人は望むとおりのことができるものではない。望む、また生きる、それは別々だ。くよくよするもんじゃない。肝腎なことは、ねえ、望んだり生きたりするのに飽きないことだ。
いつまでも続く不幸というものはない。じっと我慢するか、勇気を出して追い払うかのいずれかである。
人間の野獣性に、虚偽の病的な理想主義の衣を着せるよりも、率直に野獣であるほうが人間にとっては危険が少ないだろう。
思想もしくは力によって勝った人々を私は英雄とは呼ばない。私が英雄と呼ぶのは心に拠って偉大であった人々だけである。
幸福は世界のリズムの一瞬間であり、生の振子が往来する両極の一つである。
病気はためになることが多い。肉体を病めることによって魂を解放し、浄める。一度も病気をしたことのない者は十分に自己を知っているとはいえない。
まさしく音楽こそ、精神の生活を感覚の生活へと媒介してくれるものです。
理想主義のない現実主義は無意味である。現実主義のない理想主義は無血液である。
私は世界に二つの宝を持っていた。私の友と私の魂と。
大半の聴衆が興味を抱くのは、音楽ではなく音楽家である。
悪徳は、習慣が始まるところに始まる。習慣はサビである。それは魂の鋼鉄を蝕む。
ロマン・ロランのすべての名言