ロマン・ロラン
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私は世界に二つの宝を持っていた。私の友と私の魂と。
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戦うことが、わが健康法なり。
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悪徳は、習慣が始まるところに始まる。習慣はサビである。それは魂の鋼鉄を蝕む。
理想主義のない現実主義は無意味である。現実主義のない理想主義は無血液である。
復活の前に、死がある。
人生で一番大切なことは、己の義務を果たすことである。
幸福は世界のリズムの一瞬間であり、生の振子が往来する両極の一つである。
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病気はためになることが多い。肉体を病めることによって魂を解放し、浄める。一度も病気をしたことのない者は十分に自己を知っているとはいえない。
いつまでも続く不幸というものはない。じっと我慢するか、勇気を出して追い払うかのいずれかである。
人間の野獣性に、虚偽の病的な理想主義の衣を着せるよりも、率直に野獣であるほうが人間にとっては危険が少ないだろう。
われわれは戦い、そして勝利者とならねばならぬ。正義とは正しい者が勝つことだ。
人生は往復切符を発行していません。ひとたび出発したら、再び帰ってきません。
知識人は政治家を軽蔑し、政治家は知識人を軽蔑する。
万人のうちで最も偉大なのは、万人のために鼓動する心をもった人である。
他人の上に太陽の光を注がんためには、自分のうちにそれをもっていなければいけない。
英雄とは、自分のできることをした人である。ところが、凡人はそのできることをしないで、できもしないことを望んでばかりいる。
もっとも偉大な人々は、人に知られることなく死んでいった。人々が知るブッダやキリストは、第二流の英雄なのだ。
人間にとって大事なのは、現実を素直に見て、それを認める勇気である。
私は、自らの最後の日まで、私自身の人生をさらに広く、さらに高くすることに、挑み行くのだ。
もし世の中の人の苦しみに、一々足を止めていた日には、人は生きて行かれないだろう。どんな幸福も、他の人間の苦悩を食って生きているのだ。
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