白石康次郎
0
ゴルファーの丸山茂樹さん以外にも、海外ツアーに挑戦した日本人ゴルファーは何人もいますが、彼ほどの成績を残している人はいません。丸山さんと他の人たちの違いは、早い段階から世界を意識してプレーしてきたかどうかだと思うのです。その意識こそが、彼の華々しい活躍を支えているのではないかと僕は考えます。
今やるべきことの優先順位を即座に判断して動かなくてはいけない。
3
先にある僕の夢は「世の中を明るく元気にしたい」ただそれだけのこと。
1
僕が頑張ろうが頑張るまいが、自然はそんなこと考慮してはくれません。同じように、どんなに完璧な準備をしたとしても、次に僕が世界一周できる保証はありません。結果なんて誰にもわからないのだから、考えても仕方がない。それよりも、やれることをやって、失敗したらそれを受け入れることが重要です。
何度も諦めたことはあるわけ。ただ、投げ出したことはない。
2
僕は船に弱くて、いまでも航海に出て数日間は、船酔いで死ぬような思いをしています。また、ヨットはとにかくお金がかかるというのに、僕は大金持ちでもなければ、大スポンサーもいない。だから、船に乗っていないときはいつも、必死で資金集めに走り回っています。こんな僕のどこが、才能や環境に恵まれているといえますか。
最善を尽くし切ってもダメなものはダメなんです。
失敗を受け入れられるようになるには、何度も試練を経験して、「精神筋肉」を鍛えるしかないと思います。
もっと自分を高めていかないといけない。
恥ずかしい失敗の先に、何か得るものがある。
ヨットで海を渡ることの何が素敵かというと、自分を見つめる時間が長いことですね。
6
絶対にその目標を達成するという強い気持ち。その気持ちが強ければ強いほど自分のアンテナの感度が高くなり、必要なものや情報、やるべきことも見えてきます。
心配事の8割は起こらない。
動き出さなければ何も始まりませんが、動けば、夢は向こうから近づいてきてくれるのです。
4
人の力ではどうにもできない大海原、大自然を相手にすると、嫌でも自分の非力さ、小ささを感じずにはいられません。
1回失敗したくらいでくよくよしてたら笑われちゃう。
状況は変わらなくても、向きを変えれば見え方が違ってくる。
人生も同じ。良いことや悪いことも起きる。追い風も向かい風も吹く。
人間はイメージできないものは絶対に実現できません。
海に出れば、船が壊れそうな嵐や、まったく風の吹かない日があるのは当たり前で、どちらも避けることはできません。しかし、これまで収まらない嵐はなかったし、風の吹かない日もありませんでした。つらいときは、この言葉を思い出してください。
白石康次郎のすべての名言