「気」に満ちた仕事をすることが大事。人にも動物にも植物にも特有の気があります。さまざまな気を多く集めるところが繁盛するし、職員の元気も出るし、成功するものだと確信しています。気を集めるには、キビキビと動くこと、明るく元気であること、お客さまのことを常に意識して緊張感を持つこと、常に向上しようという貪欲ささを持つことが重要です。
唐池恒二
唐池恒二のその他の名言
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自ら「これは一生に一度の仕事だ」と思い始めると、とにかく良いものを作りたいという気持ちになる。「家族のため、地域のため、お客さまのために」と、人間が本来持つ大切な気持ちに還る。
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券売機の前でうろうろしているお客様がいたら、「切符の買い方がわからないのかな」と気づき、聞かれる前に案内する。行動というシグナルにいかに気づくかが大事。
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成長するだけでなく、環境の変化に合わせて自ら変化しなければ企業は生き残れません。それは新しい事業に挑戦することだったり、社内組織を変えていくことだったりします。
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会うのが嫌な人には、なるべく早く会いに行くことが大事。上司と部下との関係でもクレームでも、すぐ会わなければ会わないほど、問題は大きくなります。
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悩んだら声に出すといいでしょう。頭の中で考えるだけでなく、失敗しても「失敗したが、まあいいか」と声を出す。すると、悩みはスッキリ晴れます。
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お客様は、こちらの手間を見抜き、手間がかかっていない商品やサービスにはお金を払わない。「手間をかけることの大切さ」に社員一人ひとりが気づくことが、お客様から愛されるブランド構築の基。
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JR九州では、ほとんどの社員が鉄道以外の業務に一度は出向します。むしろ、ずっと鉄道事業のままだと「俺、出世コースから外れたんじゃないか?」と不安になるそうです。こんな鉄道会社、他にないですよ。
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今までの鉄道会社の枠にとらわれず、新しいチャレンジをしていかなければ生き残れない。そんな危機感が、今のJR九州の社風を作った。
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九州には山手線や東海道新幹線といったドル箱路線はありません。何もない中での、逆境からのスタートだった。だからこそ、新しいことに挑戦するしかなかった。