ハーバードビジネススクールを出たから立派な経営者になるかというと、そうではないんですね。そういうところでは学べないこともたくさんあるんです。
永守重信
永守重信のその他の名言
-
一番時間がかかるのは技術の蓄積だから、技術力のある会社を選んで買わないかんとは思っています。そのほかのところならどんな問題があっても、解決できると思って買っています。
-
経営は半分近くが失敗ですわな。8勝7敗、9勝6敗で勝ち越した会社が生き残っているだけです。だから減点主義で人を見れば、ほとんど失格になる。
-
私は一時、「NIDECブランドの電気自動車をつくる」と公言していましたが、この計画は撤回したい。一兆円レベルの完成車メーカーをつくるより、全メーカーに車載モーターを提供する方がビジネスになるからです。
-
人減らしをして固定費を削れば短期的には回復も早まるでしょう。しかし、一度首切りをすれば従業員の心に傷が残ります。次の好況期、会社に対する求心力がどれだけ働くでしょうか。
-
改革はすべてトップダウンで行うのが日本電産のやり方。「残業ゼロ」もトップの私が率先することで、会社全体に範を示していく。
-
効率よく働いて早く仕事を終え、余った時間でスキルを磨く。そうすれば社員の能力もモチベーションも高まり、会社も成長していくという好循環が生まれるはず。
-
働き方改革には投資が必要。カネも出さずに改革なんてあり得ない。確かに、支出せずともできる「小さな改革・工夫」はたくさんある。ただ、そうした工夫だけでは、限界がある。