永守重信
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何か問題が起きたらそれを小さく切り刻め。難しそうでも、小さく切り刻んで対処していけば、問題解決の糸口は見つかる。
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まだ今から落ちるかもしれないというピークに近いところでビジネスモデルを転換するのが一番良い。
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必要なのは、失点の少ない人材ではない。当社でいえば、「泣かない、逃げない、やめない」スピリッツを持つ人材である。
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会社の経営理念に根ざすものは変わらないが、上に咲かせる花は、会社の規模や入ってくる人材によって変わってくる。
その時点では実現不可能なことをまず言ってみることが大切。
私の教育は「叱って育てる」スタイルです。部下にメールを送るときも、褒めるよりも叱るケースが圧倒的に多いです。しかし、叱られるのは、その人が積極的にチャレンジしている証拠です。社内では「社長に叱られるほど偉い」というイメージが出来上がっています。
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負けだと認めなければ、負けではない。
人の教育は「千日言行」です。同じことを繰り返し千回は言わないと、社員は育たない。
1人の天才より100人の凡才。当社にとって何より重要な柱は、社員が高い士気をもって仕事に取り組むこと。
創業当初、私は生き残るために他社が敬遠するような難しい仕事ばかり取ってきた。
他人の2倍働いて成功しないことはない、倍働け。
経営って難しいと思ってるだろう。でも一番簡単なのが経営だ。理屈通りにやれば、誰でも利益が出せるから。
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企業というものは、社風や精神に支えられていると思う。
大切なのは、揺さぶることです。テーマの研究が進んだり行き詰まったりしたときに人を組み合わせたり、移動させたりして揺さぶる。その刺激が新たなものを生み出します。
息子にはよく「携帯情報端末を使えばいいじゃないか」と言われますが、私はあえて手帳とメモだけは手書きにこだわっています。文字を書くという行為には記憶に定着させ、次の発想を呼び起こす効果があるからです。
負けには必ず理由があり、そこから学べる。
海外進出にリスクはつきもの。なくすことはできません。でもコントロールはできます。恐れるばかりではダメ。経営者自らが前に出てリスクを手なずければいいのです。
絶対に楽してもうけたらあかん。
他人が何と言おうが、そんなのはどうでもいい。人の言っていることを気にしていたら、会社経営はできない。
どんな規模になっても、経営者の仕事は人をつくること。
永守重信のすべての名言