資金は稼ぐだけではなく、どう使うかだ。財務戦略は経営の重要な根幹であることを忘れてはダメだ。
永守重信
永守重信のその他の名言
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我々の業種は世界で一定のシェアを取っていかないと健全な利益が出ないんです。最近はグローバルな供給体制が求められているので、小さな会社でいいということはあり得ない。
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日本人はとかく物事のマイナス面に目を向けたがり、悲観主義に陥りがちだが、それでは意味がない。マイナス面はある。しかし、プラス面だってある。
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私は一時、「NIDECブランドの電気自動車をつくる」と公言していましたが、この計画は撤回したい。一兆円レベルの完成車メーカーをつくるより、全メーカーに車載モーターを提供する方がビジネスになるからです。
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大きな目標は、「大ボラ」から始まって「中ボラ」「小ボラ」にして「夢」にするのが僕のやり方。夢とは、自分の中では実現可能性がかなり高い段階。
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人は誰しも、自分が従事している仕事には冷静な目を向けにくい。異変や波乱があっても、それは「一時的なもので、やがて平常に戻るだろう」と思い込む。
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経営は半分近くが失敗ですわな。8勝7敗、9勝6敗で勝ち越した会社が生き残っているだけです。だから減点主義で人を見れば、ほとんど失格になる。
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アメリカやヨーロッパでも、本当にうまくいっているM&Aは、そこそこ雇用を守っているんです。敵対的買収がすべて悪いとは思いませんが、それが長い目で見て企業価値を上げることになるのかは疑問です。
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改革はすべてトップダウンで行うのが日本電産のやり方。「残業ゼロ」もトップの私が率先することで、会社全体に範を示していく。
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効率よく働いて早く仕事を終え、余った時間でスキルを磨く。そうすれば社員の能力もモチベーションも高まり、会社も成長していくという好循環が生まれるはず。