企業としての考え方、行動原理を押しつけるのではなく、分かってもらうところから始めることが、いまは必要になっている。
永守重信
永守重信のその他の名言
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「感情的に部下を叱ってはいけない」と教える人がいるようですが、それはおかしい。感情がこもっているからこそ、こちらの熱意が伝わります。もちろん褒めるときも同じです。
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私たちの会社は「1兆円企業」になった。世界で勝てる「10兆円企業」を目指すなら、変わらなければならない。脱皮しない蛇は死ぬ。
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海外進出にリスクはつきもの。なくすことはできません。でもコントロールはできます。恐れるばかりではダメ。経営者自らが前に出てリスクを手なずければいいのです。
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私は「一番以外はビリだ」と思って生きてきました。二番でもいいなんて言う考え方は駄目です。それから、異端者を評価しない会社も問題です。ちょっと変わった人間が世の中にないものを生み出している。
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企業の理念や行動原理は、戦略や戦術と一体のものであり、「なぜ、こうした方がいいのか」を理解させずに人を動かすことはあり得ない。
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現状に満足している人にバトンを渡したらまずい。私は会社をもっともっと大きくして世界的企業を遺したい。それを引き継いでくれる人でなければいけない。
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企業というものは、一体いつから弱くなるのだろうか。それは、成長の過程で社員が創業の精神や理念を忘れて官僚化が始まるときからだろう。