アントニオ猪木
1
これも追い風、天の声と思い、決意しました。
心が歪むのは、肉体自体が不健康だからだ。
2
永源は世渡りが上手いな、と。
0
どうってことはない。負けたと思ってないんだから。
「やれたらやる」ではなくて「やる」のだ。
夢を持てば、燃えられる。燃えられれば、どん底にも耐えられる。ヘンにひねくれることもない。どん底に耐えられれば、裸になることができる。
4
しなやかな力は、バランスがいい。
優しさのない正義はなく、強さもない。
私自身ブラジル移民で、力道山にスカウトされて日本に帰ってきたときから、ひどいことを言われ続けてきました。プロレスそのものだって、ずっと蔑視され、差別を受けてきた歴史があるのです。だから「てめえら、今に見ていろよ」みたいな、いつも燃えるものが私の心にあって、それは生涯変えようがないのかなと思う。
新聞や雑誌で「環境がどうの……」と理屈ばかり言っている知識人と呼ばれている人たちは、一度、アマゾンのジャングルを走り回ってくるといいんですよ。パラオの海に潜ってもいいし、そうすると机上では計り知れない、自然からの知恵が黙ってても入ってきますから。
男のケジメで坊主にしました。
男は赤いちゃんちゃんこを着せられて照れている。盛宴。良き友に囲まれて、杯をかざした祝い酒。やがて男の顔は、杯を重ねていくうちに、ちゃんちゃんこと同じ色に染まっていく。真っ赤に燃える熱い心の奥底で、今、新しい船出のドラの音を静かに聞く。
寝てたいヤツは一日中寝ていろ!そのかわり、やる以上はギネスブックの、記録を作るぐらいの覚悟でやれ!
苦しい時、どん底の時にこそ、過激に生きなければならない。
5
馬場さんには超能力があったからね・・・。
1976年、当時のボクシング世界ヘビー級チャンピオンであるモハメド・アリと戦ったことがあります。今になって伝説の名勝負と言われていますが、当時は全然評価されなかった。
失敗が怖い?いいじゃないですか。私なんか失敗、誤解、つまずきといった負の部分をエネルギーに変えてきたからこそ、こうやって60歳を過ぎたいまでも元気でいられるんですから。
ちっちゃなケンカをするたびに、スケールが小さくなる。
極める角度が違う、逆だよ。
人にはいろいろ好き嫌いがある。俺にもどうしても好きになれない人間がいる。しかし、その人間がどういう情報を与えてくれるか、その人間を一度飲み込まなければ、それは得られない。人を飲み込むことのできる器というのは、人を包み込める大きさがなければならない。
3
アントニオ猪木のすべての名言