井深大
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整理されすぎた部屋は、子どもの成長を妨げる。
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企業体の中にあって、何をやめるべきかが非常に大切なことである。新しい、よい分野に展開する秘訣は、必ず捨てなければならないものを捨てることだ。資本に限度があり、スペースに限度があり、特に能力のある人に限度があることを知らなければならない。
書店の本棚を眺め、自分に改革を起こしてくれそうな本や私に見つけられるのを待っているような本を買うのが楽しみ。
筋がよいというのは一つの大きなポイントで、まして、新しい仕事を手がける時はこの筋の良さ、悪さを見抜くことが重要です。
世の中に尽くすとか、他人のために何かするということは、お金ができてから、名声を得てからすることだと、考えるのはまちがいだと思います。あなたの周りを見渡せば、身近なところに誰にでもやれることが、いくらでもあるからです。
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この人にはこれだけしか、能力がないなどと決めつけては、能力は引き出せません。
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鍬を持って耕しながら、夢を見る人になろう。
企業もお城と同じようなもの。下の石垣がしっかりしていなくてはいけない。強い石垣はいろいろな形の石を、うまくかみ合わせることによってできる。
日本のどこでもこしらえていないテープレコーダーがソニーから生まれ、世界でもほとんど出ていなかったトランジスタラジオがソニーの手によって生まれました。これらは、焦りというものが非常に大きな働きをした結果だと思います。
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皆さんのやり方を外部の学者や専門家が無理というなら、それに挑戦してみようよ。
私の仕事は、みんな必要に迫られてやったものばかり。難しいことに挑戦すると、解決しなければならないことが次々と出てくる。たいへんだけど、目的はハッキリしているから、問題点を乗り越えれば、後には非常に大きな技術が残る。
ひとつ、優秀なる技術者の技能を最高度に発揮せしむべき、自由闊達にて愉快なる理想工場の建設。
0歳から始まる、よい習慣のくり返しだけが、人間をつくる最大条件であろう。しかも、親の意識と努力と忍耐だけが、それを可能にするのである。
人生で出会う出来事は、すべて何かを教えてくれる。生きている限り、学ぶべきことがある。
トップに立つ人は、泥をかぶる覚悟で仕事に立ち向かえ。それでだめだったら潔くシャッポを脱いで謝る。ただ責任ということで、けじめをつけようとすることは間違いだ。
子どもの人格・人柄は育て方しだい。
私は実験のひとつひとつに最初から立ち会い、あるいは報告を聞いて、その本質をつかむ努力をしました。
社会への貢献は、儲かったらやるということじゃなしにね。税金と同じで、ある程度のものは負担しなきゃならないんだという覚悟を決めておかなきゃならない…儲からなくても国を維持していくための、われわれの義務であり、世界に対する責任なんです。
真の技術は、より多くの人のためにこそ生かされるべきじゃないですか。
一番のモットーは、他の人が既にやってしまったことは、やらないこと。
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